中山金杯 (G3)

(芝右2000内, 5歳上混合) 01/05(水)中山メイン

  人気を背負って逃げるハンデ頭クリスザブレイヴの2番手で折り合ったジョー
ビッグバンが、軽ハンデを味方にアッサリ抜け出して快勝。後方で折り合って
直線で強襲したミスズシャルダンが2着、逃げ粘ったクリスザブレイヴが3着。
東の金杯を関西馬が勝ったのは初めてとのことだが、西の金杯が今年から1600に
距離短縮された影響か。なお、ダイワテキサスは最後方から大外を伸びたが5着
まで。太目が絞れないニッポーアトラスは6着。クロックワークの8着は力通りか。
  

京都金杯 (G3)

(芝右1600外, 5歳上混合) 01/05(水)京都メイン

  自分で逃げるとスローに落としすぎて捉まってしまうことが多いキョウエイ
マーチだが、今回はロードアヘッドの離し逃げの2番手というお誂え向きの展開、
直線で抜け出して大楽勝。アドマイヤカイアーが伸びては来たが、ロードを
交わすのが精一杯。メンバー中最速の上がりを駆使したロサードも4着止まり。
シンボリフェザードは見せ場なく7着。出遅れて競馬にならなかったメイショウ
オウドウは10着惨敗。

ガーネットS (G3)

(ダート右1200, 5歳上混合) 01/09(日)中山メイン

  前年同様、トキオパーフェクオトが鼻、ゲーリーコンドル2番手で、超ハイ
ペース。本命セレクトグリーンは、3番手につけてスムーズにレースを進めたが、
外目の好枠からすっと好位に付けていたビーマイナカヤマが勝負処でうまく内に
入り、直線ではこの2頭の追い比べ。ビーマイナカヤマが僅かに競り勝って、中央
重賞初勝利。根岸Sの1〜3着馬が人気になる中、4着馬ビーマイナカヤマは人気の
盲点になっており、単勝2690円。なお、トキオパーフェクトは追い込み勢2頭に
差されて5着、4角で一杯になったゲイリーコンドルは7着、トロットスターは
後方侭の惨敗。

シンザン記念 (G3)

(芝右1600外, 4歳混合) 01/09(日)京都メイン

  ナリタサクラオーとテンペストシチーが競り合いながら先行。中団につけて
いたダイタクリーヴァは、徐々に進出して直線で楽に抜け出して圧勝。北九州
3歳Sでダイタクリーヴァの2着だったチタニックオーが外を飛んできて、粘る
テンペストシチーをゴール寸前で交わして2着。イレ込んで出遅れたフサイチ
ゼノンは、最後は一応の脚を使うも5着。最内枠のエンドアピールは、馬場の
荒れた内埒沿いを走って、見せ場なく7着。フサイチゼノン同様イレ込みが
激しかったマチカネエライヒトは殿り負け。

京成杯 (G3)

(芝右2000内, 4歳混合) 01/16(日)メイン

  押し出されるように鼻を切ったマイネルビンテージが、イーグルカフェと
フェリシタルの猛追をギリギリしのいで重賞初勝利。マイネルビンテージは、
良血馬全盛の昨今、数少ないサラ系。マイネルコンドルは、3番手追走から
流れ込んで4着。シティースケイプは見せ場なく7着、ベリングブルー8着、
トッププロテクター9着。

日経新春杯 (G2)

(芝右2400外, 5歳上混合) 01/16(日)メイン

  トキオアクセル(松永幹)が逃げて、サンデーセイラ2番手、メジロサンドラ
3番手。好位につけていたメイショウドトウが、絶好の手応えで前を交わして
直線先頭。しかし、後方の外でペインテドブラックをマークしていたマーベラス
タイマーが、4角でペインテドブラックに見切りを付けて追撃開始、物凄い
瞬発力を見せ付けて豪快に差し切り。持久力にものを言わせて頑張ったメジロ
サンドラは3着。4角で不利のあったスエヒロコマンダーは、最後は伸びるも4着。
勝馬と一緒に追い込んできたロードサクセサーは、距離が長すぎたのか、最後
もたれ気味になって5着。ペインテドブラックは謎の6着敗退。ブリリアント
ロードは、この距離でこのハンデでは半ば当然の惨敗。