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NZT4歳S(G2)
(芝1400, 4歳混合) 04/25(日)東京メイン
競馬ブック見出し: | 「4歳マイル路線が白熱」待っていたマチカネキンノホシ |
日刊競馬見出し: | キャメロンで鋭進 豊の東上雪辱戦 |
昨年の連対馬: | エルコンドルパサー, スギノキューティー |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.0 | エイシンキャメロン | 武豊 | 56 | 重賞2勝, 昨年の朝日杯(G1)2着 |
4.8 | マチカネキンノホシ | 岡部 | 56 | 昨年のラジオたんぱ杯(G3)2着、鉄砲 |
5.8 | ザカリヤ | 的場 | 56 | 3戦2勝の期待馬, 調教抜群 |
10.6 | エターナルビート | 河内 | 54 | クリスタルC(G3)2着, 調教抜群 |
14.0 | グラスグラード | 田中勝 | 56 | 距離短縮されたジュニアCの勝馬 |
最内から先行して粘る伏兵ジュエリーソード(渡辺)を、道悪得意のザカリヤが
差し切って重賞初制覇。馬連は万馬券。3着タイキトレジャー(北村宏)までが、
NHKマイルC(G1)優先出走権を獲得。激しくイレ込んだエイシンキャメロン、
距離が短すぎたマチカネキンノホシ、逆に長すぎたエターナルビート、調子一息の
グラスグラードらは、道悪も応えたか、揃って掲示板外。
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シルクロードS (G3)
(芝1200, 5歳上混合) 04/25(日)京都メイン
競馬ブック見出し: | 「スピードの絶対値が違う!」トキオパーフェクトが一気に |
日刊競馬見出し: | トキオ一人占め お宝ドッサリ絹の道 |
昨年の連対馬: | シーキングザパール, マサラッキ |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
1.6 | トキオパーフェクト | 蛯名 | 56 | 短距離重賞2勝, 前走圧勝, 5歳 |
5.3 | マイネルラヴ | 松永幹 | 57 | 昨年のスプリンターズS(G1)馬, 5歳 |
6.0 | アグネスワールド | 横山典 | 56 | 一昨年の函館3歳S(G3)馬, 5歳 |
13.2 | サウンドワールド | 松田 | 56 | 阪急杯(G3)3着に粘った逃げ馬, 5歳 |
14.3 | マサラッキ | 藤田 | 58 | 短距離重賞3勝, 休み明け, 6歳 |
逃げ切ると思われたトキオパーフェクトだが、外からシンコウフォレスト
(四位)に被されて怯み、内からサウンドワールドにハナを叩かれ、気分を害した
のか、直線で失速し惨敗。好位の外からマイネルラヴが難なく差し切って貫禄を
見せ、好位で流れに乗ったアグネスワールドが2着、逃げたサウンドワールドが
3着と、トキオパーフェクト惨敗以外は順当な決着。マサラッキは6着。
その他の主な結果
・ムーニーバレーRC賞 (4歳500万下)
オセアニアウィークの初日は京都がオーストラリアデー。オーストラリアに
ちなんだ土曜4特別の第1段ムーニーバレーRC賞は、1番人気オーディー
ウィン(武豊)が殿り一気の差し切りで、ようやく2勝目。アドマイヤベガの
デビュー戦で致命的不利を受けての3着を皮切りに、どうもツキがなくて不利を
受けることが多いフロンタルアタック(高橋亮)は、今回もスタートで不利、
後方から勝ち馬と一緒に追い込んできたが、敢えなく2着。
・シドニーT (古馬900万下)
伏兵タガノアーミジャ(小原)が先行押し切り。2着は1番人気キーゴールド
(河内)。このレースは、武豊は騎乗せず。
・メルボルンT (古馬900万下)
断然の人気を背負ったユメノセテコウユー(武豊)が圧勝するという、ハンデ
戦らしくない決着。明らかなハンデキャップミスだが、昇級初戦の馬に酷量を
課すわけにもいかなかったのだろう。2着は、そこそこ人気のオカノスピカ
(藤田)を内から首差交わした伏兵テンザンキラリ(池添)。馬連666円。勝馬は、
長期休養を挟んでデビュー3連勝。今後の活躍が楽しみ。
・オーストラリアT (古馬900万下)
内を衝いた2番人気ゲイリーイグレット(武豊)が差し切り。断然人気の
ワカサバロン(高橋亮)の猛追をギリギリ凌いで、4番人気ショーザランニング
(角田)が逃げ粘って、馬連4210円。
・オアシスS
レイズスズラン(江田照)がレコードで逃げ切り。1番人気タイキレッド
(柴田善)は、2番手から伸びる首差まで迫るのがやっと。交流重賞を勝って
きたファストフレンド(岡部)が3着、昇級初戦のアルファーリバー(蛯名)が
4着、格下でも軽ハンデとコース実績で期待されたサクラシーキング(横山
典)が5着。このレースは蛯名のお手馬が多かったが、蛯名から乗り替った
馬2頭に蛯名が先着された形になった。
・マーガレットS
ビッグバイキング(四位)とシンボリインディ(横山典)の、人気2頭の一騎
打ち。シンボリインディが勝って賞金を加算し、NHKマイルC出走当確と
なった。
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オグリキャップ記念 (G2)
(ダート2500, 4歳以上混合) 04/29(木)笠松メイン
競馬ブック見出し: | オグリキャップを育んだ地で 2500mの名物重賞 |
昨年の連対馬: | サンディチェリー, メイショウアムール |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.7 | トミケンライデン | 安藤光 | 56 | 笠松勢の大将格, 前走レコード勝ち |
3.5 | ゴールドプルーフ | 丸野 | 56 | 名古屋の新星, 名古屋大賞典(G3)2着 |
3.7 | ナリタホマレ | 武豊 | 58 | 昨年のダービーGP(G1)馬 |
6.2 | キョウトシチー | 松永幹 | 56 | 交流重賞常連, 川崎記念(G1)2着 |
11.0 | チェリーラスター | 安藤勝 | 56 | 笠松期待の5歳, 長距離得意, 復調急 |
後方待機から勝負処で中団に進出したナリタホマレが、逃げ粘る伏兵タカノハ
ハロー(浜口)を大外一気の差し切り。2番手追走のトミケンライデンは、前走の
反動か、距離が長すぎたのか、終いの伸びを欠いて4着。3番手でトミケンを
マークしたゴールドプルーフは、トミケンは交わしたものの、タカノハに鼻差
届かず3着。チェリーラスターは5着、キョウトシチーは6着。2着馬が人気薄
だったため、馬複7330円、馬単12030円。
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4歳牝特(樫TR) (G2)
(芝2000, 4歳牝) 05/01(土)東京メイン
競馬ブック見出し: | 「広い東京で仕切り直し」女王に返り咲くスティンガー |
日刊競馬見出し: | 差し脚に狂いなし! 精巧クロック |
昨年の連対馬: | マックスキャンドゥ, スイートマティルダ |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.6 | フサイチエアデール | 武豊 | 54 | 桜花賞(G1)2着, 重賞2勝 |
2.7 | スティンガー | 岡部 | 54 | 昨年の3歳女王, 桜花賞は惨敗 |
6.8 | クロックワーク | 横山典 | 54 | 2戦2勝の期待馬, 重賞初挑戦 |
6.8 | トウカイティアラ | 藤田 | 54 | トウカイテイオー妹, 初重賞, 1勝馬 |
12.0 | エイシンルーデンス | 野元 | 54 | チューリップ賞(G3)馬, 桜花賞9着 |
スティンガーは今回もイレ込み気味で行きたがり、フサイチエアデールも
掛り気味。しかし、何とか折り合った。逃げたプリマダンサー(石崎)を道中で
エイシンルーデンスが交わして先頭に立つが、フサイチエアデールが好位から
早めに動いてこれを捉え、スティンガーもクロックワークと共に上がってきて、
直線では人気3頭の追い比べ。まずクロックワークが脱落し、最後はフサイチ
エアデールが諦めて、スティンガーの競り勝ち。馬連450円。3着クロック
ワークまでオークス優先出走権獲得。4着はエイシンルーデンスを首差交わした
コウヨウヒロイン(武藤)。トウカイティアラは、スタートで躓いて鐙が外れて
しまい、8着に終わった。
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天皇賞(春) (G1)
(芝3200, 5歳上牡牝) 05/02(日)京都メイン
競馬ブック見出し: | 「語り継がれる最強世代!」先頭に立つセイウンスカイ |
日刊競馬見出し: | 二度の坂越え 最強の座へ最大の試練 ブライトにかける! 目白のプライド |
昨年の連対馬: | メジロブライト, ステイゴールド |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.3 | スペシャルウィーク | 武豊 | 58 | 昨年の日本ダービー(G1)馬 |
2.8 | セイウンスカイ | 横山典 | 58 | 昨年の皐月賞(G1)・菊花賞(G1)馬 |
4.1 | メジロブライト | 河内 | 58 | 昨年の覇者, 昨年の有馬記念(G1)2着 |
13.8 | マチカネフクキタル | 佐藤哲 | 58 | 一昨年の菊花賞(G1)馬, 復調気配 |
菊花賞を世界レコードで逃げ切った超強力先行馬セイウンスカイの勝ち
パターンは、序盤をやや速めのマイペースで先行し、中盤でペースを落して
脚をため、4角先頭から強烈な末脚を繰り出すというもの。ゴール寸前で
スペシャルウィークに差し切られた弥生賞を除くと、セイウンスカイの敗戦に
共通する条件は次の2点 (ともに G1 だっつう共通点もあるけど)。一つは、
キングヘイローの暴走などによって、勝ちパターンへ持ち込めなかったこと。
そして、スペシャルウィークやグラスワンダーという、歴史的名馬級の強豪に
早めに交わされたこと。今回、セイウンスカイが勝ちパターンに持ち込む
ことができればセイウンスカイの押し切りかスペシャルウィークの僅差勝ち、
そうでなければスペシャルウィークの楽勝 (その場合、2着は展開利を得た
メジロブライトが有力) という線が濃厚であった。
玉砕逃げの格下サンデーセイラ(菅谷)と、好位でマークするスペシャル
ウィークに挟まれたセイウンスカイは、自分の勝ちパターンに持ち込むことが
できなかった。自然な帰結として、1着スペシャルウィーク、2着メジロ
ブライトで、馬連430円。一昨年の有馬記念馬シルクジャスティス(藤田)も
内をよく伸びてきたが、セイウンスカイが鼻差こらえて3着。昨年の2着馬
ステイゴールド(熊沢)の5着、3着馬ローゼンカバリー(菊沢徳)の6着は、
ほぼ力通りの結果で (昨年4着のシルクジャスティスは、1番人気を背負って
勝ちに行ったためにこの2頭に先着を許したが、力は2頭より上)、昨年より
レベルが高かったことの現われか。もっとも、ローゼンカバリーは、落鉄が
なければステイゴールドに先着した可能性もある。マチカネフクキタルは、
まだ完調になく、この2頭に続く7着に終わった。昨年の菊花賞でスペシャル
ウィークと差のない4着という実績から、京都良芝で善戦を期待されたメジロ
ランバート(吉田)は8着。敷居が高かった。
その他の主な結果
・ケンタッキー・ダービー(G1)
伏兵カリスマティックが優勝、2着メニフィー、3着キャットシーフ。
単勝30倍超、2連単300倍超、3連単3000倍弱の波乱。今回は、ルーカス
厩舎がバファート厩舎の3連覇を阻んだが、カリスマティックの馬主は、
ルーカス厩舎の3連覇を阻んだバファート厩舎のシルヴァーチャームと、
皮肉にも同じ馬主であった。
・端午S
昨年はウイングアローやタヤスケーポイントらを輩出したダート1800の
オープン特別。今年は、ダートは5戦2勝2着3回で芝でも重賞3着のある
ブルーコマンダー(武豊)と、レコード勝ちを含むダート3戦3勝のタイキ
ヘラクレス(藤田)に、ダート2戦2勝のエイシンサンルイス(太宰)を加えた
三つ巴ムード。逃げたエイシンサンルイスは、コーナーで膨れるなどロスが
多く、4角で失速。しかし、残り2頭は人気に応え、先に抜け出したタイキ
ヘラクレスをブルーコマンダーが大外から差し切るという決着で、馬連350円。
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かきつばた記念 (G3)
(ダート1400, 5歳以上混合) 05/04(火)名古屋メイン
競馬ブック見出し: | 混戦続くスプリント界に ニュースター誕生の予感! |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.0 | エフワンライデン | 安藤勝 | 56 | 笠松期待の星, 12戦11勝2着1回 |
3.1 | マコトライデン | 四位 | 57 | 中央代表, シリウスS(G3)勝馬 |
4.9 | マチカネワラウカド | 高橋亮 | 58 | 中央代表, 東海ウインターS(G2)勝馬 |
8.4 | メイショウモトナリ | 安田康 | 58 | 中央代表, 交流重賞3勝, 前走惨敗 |
メイショウモトナリが4角先頭から押し切る。2着には大井の伏兵サントス
(鈴木啓)が逃げ残り、人気のエフワンライデンは4着、マコトライデンは9着、
マチカネワラウカドは5着。あと1頭の中央勢スギノキューティー(河内)は6着。
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群馬記念 (G3)
(ダート1500, 4歳以上混合) 05/05(水)高崎メイン
競馬ブック見出し: | GWの最終日・高崎で 年に1度の交流重賞! テセウスフリーゼVSビーマイナカヤマ |
昨年の連対馬: | ロバリーハート, グリーンサンダー |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
1.7 | ビーマイナカヤマ | 鹿戸 | 56 | マーチS(G3)2着, 只今絶好調 |
2.2 | テセウスフリーゼ | 的場 | 56 | 黒船賞(G3)レコード勝ち, 他に重賞1勝 |
12.5 | フジノモンスター | 川原 | 56 | 笠松から参戦, 好調 |
14.7 | スノーエンデバー | 佐藤哲 | 56 | 公営出身だが芝の重賞で好走 |
3歳時以来のダートとなったスノーエンデバーが、ぽっかり開いた内を
抜け出し、ホクトベガのレコードを更新する好タイムで快勝。2着は1番
人気ビーマイナカヤマ。2番人気テセウスフリーゼは4着、3番人気フジノ
モンスターは最下位。
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青葉賞 (G3)
(芝2400, 4歳牡牝) 05/08(土)東京メイン
競馬ブック見出し: | 「ダービーへ、緑の風薫る」栗毛の貴公子ペインテドブラック |
昨年の連対馬: | タヤスアゲイン, メジロランバート |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.5 | ペインテドブラック | 加藤 | 56 | 4戦2勝, サンデーサイレンス産駒 |
2.8 | マイネルシアター | 蛯名 | 56 | 皐月賞(G1)5着, オペラハウス産駒 |
6.8 | フューチャアイドル | 柴田善 | 56 | 3戦2勝, リアルシャダイ産駒 |
11.1 | シンボリモンソー | 岡部 | 56 | 3戦2勝2着1回, 芝で連勝中 |
11.9 | タイクラッシャー | 松永幹 | 56 | スプリングS(G2)2着, 皐月賞7着 |
12.3 | ハネダフィールズ | 吉田 | 56 | 3戦2勝2着1回, 連勝中, 初芝 |
出遅れて外外を回ったペインテドブラックだが、直線ではマイネルシアターと
2頭で抜け出して叩き合い、というか、斜行して外からマイネルシアターを
ぐいぐい押し込み、鼻差勝ち。進路を横切る斜行ではないから降着は免れたものの
加藤騎手は過怠金十万円の処分 (過怠金としては多め)。先行粘り込みを狙った
スティアーズマン(吉田)を鼻差交わしたタイクラッシャーが3着で、ここまでが
ダービー優先出走権を獲得。つまり、スティアーズマンは、賞金が足りていた
タイクラッシャーに、鼻差で優先出走権を奪われたということ。良馬場のスピード
競馬に戸惑ったシンボリモンソーは6着、イレ込んで力を出せなかったフューチャ
アイドルは8着。ハネダフィールズは2桁着順の惨敗。原因は距離か、芝か?
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アンタレスS (G3)
(ダート1800, 5歳上混合) 05/08(土)京都メイン
競馬ブック見出し: | 「いちばんの強敵はハンデ?」力抜けてるオースミジェット |
昨年の連対馬: | ワイルドブラスター, マイネルモンスター |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
3.6 | マイターン | 河内 | 56 | 重賞未勝利だがアブクマポーロに善戦 |
3.7 | オースミジェット | 四位 | 58 | 重賞2勝, 京都ダ1800得意, ハンデ頭 |
5.0 | キングオブジェイ | 後藤 | 54 | 1年前には後の重賞馬たちを一蹴 |
8.2 | タガノサイレンス | 和田 | 53 | 格下だがダートは完全連対, ハンデ魅力 |
9.2 | ジェーニオ | 武豊 | 52 | 格下だが好調, ハンデ魅力 |
13.5 | レイズスズラン | 江田照 | 56 | 前走オープン勝ち, 重賞未勝利 |
逃げると思われたマイターンが出遅れ、オースミジェットとキングオブジェイが
ハナを譲り合ってスローペース。ハンデを意識して早めにスパートしてキングオブ
ジェイを置き去りにしたオースミジェットが楽勝。好位から伸びたマイターンが
一旦は2番手に上がったが、ジェーニオが鋭い末脚を繰り出して2着。マイターンは
3着、キングオブジェイはコンメンダトーレ(岸)にも差されて5着、ゲートでトモを
落したタガノサイレンスとレイズスズランは掲示板外。
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スイートピーS
(芝1800, 4歳牝) 05/09(日)東京メイン
競馬ブック見出し: | アランダ 姉に追いつくキッカケに |
昨年の連対馬: | エガオヲミセテ, ダンツプリンセス |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.7 | ステファニーチャン | 田中勝 | 54 | 4牝特(桜TR)(G2)2着, 桜花賞出走 |
4.9 | メジロビクトリア | 吉田 | 54 | 4牝特(桜TR)5着, 1勝 |
5.8 | ゴールデンベル | 和田 | 54 | チューリップ賞(G3)5着, 桜花賞出走 |
8.0 | サクラセレブレイト | 岡部 | 54 | サクラケイザンオー全妹, 1勝, 初芝 |
8.4 | アランダ | 郷原 | 54 | ファレノプシス妹, 1勝 |
9.6 | フレンドリーエース | 柴田未 | 54 | 500万特別掲示板の常連 |
11.2 | ホッカイインパクト | 的場 | 54 | 4戦1勝2着2回, 初芝 |
人気を背負って逃げたステファニーチャンは直線で一杯、後方から先団に進出
したフレンドリーエースが馬群を割って抜け出し、外目を追い込んできたサクラ
セレブレイトの追撃を抑えて久しぶりの勝利。2着サクラセレブレイトまでが
オークス優先出走権を獲得。3着は壁を抜けるのが遅れたメジロビクトリア、
4着はステファニーチャン、5着はアランダ、6着はゴールデンベル。初芝に
戸惑ったホッカイインパクトは8着。
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京都4歳特別 (G3)
(芝2000, 4歳混合) 05/09(日)京都メイン
競馬ブック見出し: | 「このメンバーでは地力断然」マチカネキンノホシ2000mで真価発揮 |
昨年の連対馬: | ミラクルタイム, エリモソルジャー |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.4 | サリーレ | 藤田 | 55 | すみれS勝馬, エモシオンの全弟 |
3.3 | ビッグバイキング | 河内 | 55 | 東スポ杯3歳S(G3)2着 |
3.9 | サイキョウサンデー | 武豊 | 55 | 3戦2勝, サンデーサイレンス産駒 |
週刊競馬ブック見出しのマチカネキンノホシは回避してNHKマイルCへ。逆に、
ビッグバイキングが回避撤回でこちらに出走。
毎日杯(G3)で控えて惨敗したアストラルブレイズ(菅谷)が遮二無二ハナ。しかし、
バッタリ止まり、3角ではトロットスター(小島)が先頭。直線ではマルブツオペラ
(武幸)が先頭に出たが、伏兵マーブルシーク(池添)を引き連れて追い込んできた
ビッグバイキングが差し切った。2着はマルブツオペラ、3着はマーブルシーク。
休み明けでフワフワ走ったサリーレは4着、やはり距離不安が露呈したサイキョウ
サンデーは9着。
その他の主な結果
・メトロポリタンS
能力差がハンデで相殺されるのでどの馬が勝ってもおかしくないハンデ戦。
の筈が、断然人気のセイウンエリア(岡部)がレコードで圧勝。2着はようやく
復調してきた古豪ホッカイルソー(蛯名)、3着ヴィクトリーバンク(柴田善)、
4着ヒカリサーメット(石橋)。ハンデが少し軽くなって得意の府中でも、古豪
ユウセンショウ(田中勝)の復活はなかった。
・都大路S
休み明けで仕上がっていない筈のレガシーハンター(河内)が、太目をものとも
せず、後方から大外一気の差し切り。逃げ粘りを図るアンブラスモア(須貝)を
交わしたチェックメイト(藤田)が2着。断然人気のマルカコマチ(武幸)は、
後方の内に包まれ、最後伸びるも4着。2番人気のロードアックス(四位)は、
馬群を気にしたのか、マイネルブリッジ(塩村)やブレーブテンダー(熊沢)らと
ともども惨敗。
・クレオパトラ賞(国際G3)
サンデーピクニック(ペリエ)が先行策から早目先頭で重賞初制覇。次走は
武豊で本家オークス(国際G1)参戦の予定。
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プリンシパルS
(芝2200, 4歳牡牝) 05/15(土)東京10R
競馬ブック見出し: | ブラックタキシードの動向に注目 |
昨年の連対馬: | タイキブライドル, ダイワスペリアー |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.4 | オーディーウィン | 武豊 | 56 | 若草S3着, 前走500万特別勝ち |
3.0 | ブラックタキシード | 的場 | 56 | ベンジャミンS勝馬, SS産駒 |
5.0 | モンテカルロ | 岡部 | 56 | スプリングS(G2)4着, 休養明け |
8.2 | チョウカイリョウガ | 柴田善 | 56 | 京成杯(G3)2着, SS産駒, 休養明け |
人気の一角コスモプラズマ(蛯名)が放馬して疲労のため発走除外。不利を
受けないよう好位の外で大事に乗られたブラックタキシードが、早目先頭から
押し切る。中団から伸びたクラシックステージ(後藤)と大外一気のチョウカイ
リョウガとの激しい2着争いは、チョウカイリョウガが鼻差で制し、ブラック
タキシードとともにダービー優先出走権獲得。デビュー戦で皐月賞馬を下し
ながら2勝目をなかなか挙げられず、500万でも2着続きのクラシックステージは、
今回も優先出走権争いで惜敗。流れに乗れず4角殿りから差を詰めたオーディー
ウィンは4着、勝ち馬を見る形で置き去りにされたモンテカルロは惨敗。
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京王杯スプリングC (G2)
(芝1400, 5歳上国際) 05/15(土)東京メイン
競馬ブック見出し: | 「G2でこの豪華な顔ぶれ」安田記念を視界にグラスワンダー |
日刊競馬見出し: | 暮れに興奮 春に歓声 先輩マル外グラス |
昨年の連対馬: | タイキシャトル, オースミタイクーン |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.1 | グラスワンダー | 的場 | 58 | 日本史上最強馬候補, 休養明け |
4.8 | ケイワンバイキング | 横山賀 | 57 | ダービー卿CT(G3)など重賞2勝 |
8.2 | ブロードアピール | 柴田善 | 55 | 昇り馬, 阪急杯(G3)2着 |
8.8 | エアジハード | 蛯名 | 56 | 昨秋の富士S(G3)馬, 叩き2戦目 |
10.0 | レンドアハンド | オドノ | 56 | ゴドルフィン軍団, 伊3歳王者 |
10.5 | ファレノプシス | 武豊 | 56 | 昨年の桜花賞(G1)&秋華賞(G1)馬 |
スローで逃げたケイワンバイキングに直線では後続が殺到、大外を回った
グラスワンダーが、八分のデキでも2枚違う能力差を見せ付ける快勝。2着は
エアジハード、レース中の骨折に耐えて踏ん張ったケイワンバイキングが3着。
鼻差で4着がロードフェイス(岡部)、更に鼻差で5着ファレノプシス。前走が
1200だったせいか引っ掛かったブロードアピールは、それでも結構ばてずに
頑張って6着。鼻出血を発症したレンドアハンドは惨敗。もっとも、ヨーイドンの
流れに対応できなかったのかも。
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京都ジャンプS (G3)
(芝障3170, 5歳上混合) 05/16(日)京都9R
競馬ブック見出し: | ファイブポインター巻き返す |
昨年の連対馬: | ゴッドスピード, ノーザンレインボー |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
4.1 | ファイブポインター | 岡富 | 60 | 阪神スプリングJ(G2)馬 |
4.9 | カブトフドオ | 合谷 | 59 | 前走、京都でオープン勝ち |
6.4 | イチバンリュウ | 金折 | 60 | 昨秋の京都大障害馬 |
6.7 | シンメイライコウ | 酒井浩 | 56 | 前走、カブトフドオの2着, 軽ハンデ |
7.0 | トキオワイルド | 熊沢 | 58 | 前走、カブトフドオの3着, 軽ハンデ |
9.2 | ビクトリーアップ | 成田 | 61 | 昨秋の中山大障害馬 |
11.2 | ケイティタイガー | 田中剛 | 62.5 | 中山グランドJ(G1)2着, ハンデ頭 |
先陣争いしていたファイブポインターとカブトフドオが揃って着地に失敗して
落馬、俄かに波乱の様相を呈したが、5番手を走っていたトキオワイルドが、
3〜4番手だったイチバンリュウとシンメイライコウを直線で差して重賞初制覇。
2着イチバンリュウ、3着シンメイライコウで、馬券的には比較的平穏な決着。
北沢騎手落馬負傷で急遽乗り替った熊沢騎手にはラッキーな勝利だが、ファイブ
ポインターは複骨折で予後不良、ビクトリーアップも屈腱断裂で競走中止 (予後
不良でなく、こちらは能失で済んだと思うが) という後味の悪いレースとなった。
競走中止した3頭の騎手は3人とも無事、カブトフドオも無事で済んだ。出遅れて
レースにならなかったケイティタイガーは9着惨敗。
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新潟大賞典 (G3)
(芝2000, 5歳上混合) 05/16(日)新潟10R
競馬ブック見出し: | 重賞初制覇を狙うアラバンサ |
昨年の連対馬: | サイレントハンター, オフサイドトラップ |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
5.0 | トゥナンテ | 幸 | 53 | 小倉大賞典(G3)2着, 重賞未勝利 |
5.6 | カネトシガバナー | 橋本美 | 56 | 昨年の神戸新聞杯(G2)など重賞2勝 |
5.8 | タヤスアゲイン | 野元 | 56 | 昨年の青葉賞(G3)馬, 叩き2戦目 |
8.1 | アラバンサ | 四位 | 58 | オープン大将, ハンデ頭, 重賞未勝利 |
8.5 | ジムカーナ | 植野 | 53 | 大阪杯(G2)4着, 重賞未勝利 |
9.3 | ポートブライアンズ | 和田 | 54 | 前走、オープン逃げ切り, 重賞未勝利 |
12.1 | エアデジャヴー | 橋本広 | 54 | 昨年の牝馬3冠戦線で活躍, 重賞1勝 |
12.8 | エリモソルジャー | 佐藤哲 | 52 | 昇級初戦だが軽ハンデ魅力, 重賞未勝利 |
ポートブライアンズが大逃げを打ち、離れた2番手がエイシンガイモン(芹沢)、
そこから更に離れた3番手集団の先頭がブリリアントロード(山田和)。前2頭が
離したので単騎逃げの形になった伏兵ブリリアントロードが、直線で前を捉えて
重賞初勝利。ポートブライアンズは馬群に沈んだが、エイシンガイモンは渋太く
粘り、大外一気の2着馬エリモソルジャーに抜かれたものの3着に健闘。4着と
5着も2着馬同様に外目を追い込んだトゥナンテとエアデジャヴー。アラバンサは
ハンデが応えたのか、ポートブライアンズを辛うじて先着するだけの8着。ジム
カーナは謎の惨敗。カネトシガバナーとタヤスアゲインも惨敗、2走ボケか。
復調途上で人気薄になっていた重賞馬たちは、ミラクルタイム(坂井)とサクラ
エキスパート(中舘)は今回も惨敗、ツルマルガイセン(高橋亮)は7着で微かに復調の
兆し。
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NHKマイルC (G1)
(芝1600, 4歳混合) 05/16(日)東京メイン
競馬ブック見出し: | 「マイルの獅子たちの初夏」本番で集中力出すマチカネキンノホシ |
日刊競馬見出し: | 国際映像で大写し 届け武蔵野の大歓声 ダンディーに決める 東海の伊達男 |
昨年の連対馬: | エルコンドルパサー, シンコウエドワード |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
4.8 | エイシンキャメロン | 武豊 | 57 | 唯一の重賞2勝馬, 前走は惨敗だが |
5.0 | ザカリヤ | 的場 | 57 | 前哨戦のNZT(G2)勝馬 |
5.2 | レッドチリペッパー | 藤田 | 55 | 府中向きの切れ味, 重賞未勝利 |
6.2 | マチカネキンノホシ | 岡部 | 57 | 大物感ある期待馬, 叩き2戦目, 1勝馬 |
8.2 | マイネルタンゴ | 吉田 | 57 | 皐月賞(G1)4着, 重賞未勝利 |
8.2 | シンボリインディ | 横山典 | 57 | 3連勝中, 連対率十割, 重賞初挑戦 |
インターサクセス(池田)が引っ張るハイペースでも、先団はひとかたまり。
後方を追走していたシンボリインディが、エイシンキャメロンとジュエリー
ソード(渡辺)との間の狭い隙間をこじ開けて一瞬の内に抜け出し、ザカリヤの
追撃を退け、4連勝で G1 制覇。同じ隙間を狙った僚馬タイキトレジャー(加藤)を
弾いてしまうという行儀の悪い勝ち方で、内によれたジュエリーソードともども
過怠金の対象になったが、降着にはならなかった。良ではあるものの雨の影響で
軟かい馬場に切れ味を殺されたレッドチリペッパーはちぎられた3着。切れ味で
遅れをとったマチカネキンノホシは4着、マイネルタンゴが5着、逃げたインター
サクセスが6着、出遅れて離れた殿り追走から差を詰めたトウカイダンディー
(後藤)が7着。前走同様イレ込んでいたエイシンキャメロンは惨敗。
その他の主な結果
・プリークネスS (国際G1)
ケッタッキーダービー馬カリスマティック(アントレー)が、フロック視
されての低評価を嘲笑うかのように楽勝で2冠達成。2着は、ケンタッキー
ダービーでも2着だった1番人気メニフィー(デイ)。
・葵S
ダートで2連勝し、初芝での走りが注目された1番人気クールネージュ
(松永幹)が、ここも早目先頭から快勝。2着も前走ダート勝ちのスリーサン
ナイナー(小林徹)。阪神3歳牝馬S(G1)2着馬エイシンレマーズ(熊沢)は
3着。追い比べで脱落した2番人気ナリタワールド(武幸)は7着。重賞馬
リザーブユアハート(土肥)は、今回も惨敗。
・栗東S
タヤスケーポイントを破った900万特別など、京都ダート1200では3戦
全勝という実績を買われて、格下ながら2番人気のフラワータテヤマ(安田
康)が、好位から早目に抜け出してレコード勝ちで堂々のオープン入り。
ハイペースを利した短距離の差し馬イソノウイナー(飯田)が2着で、1番
人気タイキレッド(武幸)は4着。競り合って先行した2頭の内、絶好調の
リキアイワカタカ(村本)は5着に踏ん張ったが、前年覇者ジェットアラウンド
(安藤勝)は殿り負け。