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名古屋大賞典 (G3)
(ダート1900, 5歳上混合) 03/24(水)名古屋メイン
競馬ブック見出し: | “交流戦線の最先端" 東海地区の名にかけて 地元の重賞は取り返す! |
昨年の連対馬: | メイショウモトナリ, マルブツブルボン |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.4 | エムアイブラン | 武豊 | 56 | 重賞常連, フェブラリーS(G1)2着 |
2.5 | オースミジェット | 四位 | 57 | 平安S(G3)馬, フェブラリーS(G1)4着 |
4.2 | ゴールドプルーフ | 吉田稔 | 56 | 地元名古屋の雄, 川崎記念(G1)3着 |
8.7 | シンプウライデン | 安藤勝 | 57 | 笠松の雄 |
競り合うシンプウライデンとハカタビッグワン(安藤光)を交わして、
ゴールドプルーフが直線で先頭に立つが、不利を受けて一旦後退していた
オースミジェットの末脚が炸裂、ゴール直前でゴールドプルーフを差し切る。
3着は、勝馬の後を追って大外を伸びたファンドリリョウマ(和田)。時計の
かかる砂が苦手のエムアイブランは5着、直線で失速したシンプウライデンは
7着。
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若葉S
(芝2000, 4歳) 03/27(土)中山メイン
競馬ブック見出し: | ブルーコマンダーが皐月賞権利取り |
日刊競馬見出し: | ブライアン 名前負けとは言わせない! |
昨年の連対馬: | グリーンプレゼンス, フジラッキーボーイ |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
4.3 | マイネルプラチナム | 木幡 | 56 | 札幌3歳S(G3)馬, 骨折休養明け |
5.1 | スティアーズマン | 吉田 | 56 | 1戦1勝 |
5.8 | ドラゴンブライアン | 菊沢徳 | 56 | 期待のブライアンズタイム産駒, 1勝馬 |
6.2 | キンショーテガラ | 後藤 | 56 | 共同通信杯4歳S(G3)2着 |
10.7 | イシノミライ | 大西 | 56 | ジュニアC5着, 1勝馬 |
12.7 | ミホギャラン | 小林淳 | 56 | 人気の理由がわからない, 1勝馬, 初芝 |
ブルーコマンダーは毎日杯へ。スティアーズマンがスローで逃げたが、
渋化した馬場を意識して早めに動いたキンショーテガラが直線先頭、
キンショーをマークしていたドラゴンブライアンが直線の競り合いの末に
勝ったかと思われたが、最後はマイネルプラチナムが大外一気に差し切り。
2着ドラゴンブライアンは、収得賞金加算は叶わなかったが、なんとか
皐月賞優先出走権を獲得。3着キンショーテガラ、4着スティアーズマン、
5着イシノミライ。馬体大幅減のミホギャランは8着。
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日経賞 (G2)
(芝2500, 5歳上混合) 03/28(日)中山メイン
競馬ブック見出し: | 「天皇賞に向けひとり旅」2冠馬セイウンスカイ5歳の始動 |
日刊競馬見出し: | 颯爽とセイウンスカイ 天駈けるが如く |
昨年の連対馬: | テンジンショウグン, シグナスヒーロー |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
1.3 | セイウンスカイ | 横山典 | 58 | 昨年のクラシック2冠馬 |
5.6 | ステイゴールド | 熊沢 | 57 | 重賞未勝利だが、G1 で2着3回 |
8.5 | メジロランバート | 吉田 | 56 | 菊花賞4着→準オープン圧勝 |
セイウンスカイが逃げると思われたが、意外にもホウエイコスモス
(大西)が飛ばし、セイウンスカイは2番手。能力差は如何ともしがたく
馬なりで4角手前で前を交わしたセイウンスカイが、直線では後続を
突き放す一方の圧勝。好位の内から渋太く伸びたセイウンエリア(岡部)が、
ステイゴールドの猛追を凌いで2着、西山牧場の1・2フィニッシュ。
緩い馬場が苦手のメジロランバートは4着。
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毎日杯 (G3)
(芝2000, 4歳混合) 03/28(日)阪神メイン
競馬ブック見出し: | 「前走の鬱憤晴らし!」力が抜けてるバイオマスター |
日刊競馬見出し: | 遠慮は無用 バイキングは勝ち放題 |
昨年の連対馬: | ミラクルタイム, デヴァインライト |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.2 | バイオマスター | 田中勝 | 56 | アーリントンC(G3)2着(1位降着) |
4.3 | ビッグバイキング | 武豊 | 55 | 東スポ杯3歳S(G3)2着, 休養明け |
7.3 | テイエムオペラオー | 和田 | 55 | 連勝中の昇り馬 |
11.5 | ブルーコマンダー | 松永幹 | 55 | 初芝の弥生賞(G2)で5着 |
12.2 | タガノブライアン | 藤田 | 55 | 未勝利戦を好時計で圧勝, 1勝馬 |
14.3 | プロティウス | 福永 | 55 | 1戦1勝 |
人気のバイオマスターが向こう正面で先頭に立つが、距離が応えたのか、
大幅馬体減が応えたのか、直線で失速、テイエムオペラオーが好位から
抜け出して圧勝。2着は、外を追い上げたタガノブライアン、3着は番手から
粘ったブルーコマンダー。久々のビッグバイキングは全く伸びず7着、バイオ
マスターとプロティウスは惨敗。
その他の主な結果
・ドバイWC (国際G1)
勝ったのは伏兵 (と言ってもパリ大賞典(G1)馬) アルムタワケル、連覇を
目指したシルバーチャームは6着惨敗。
・ドバイ・デューティフリーS (国際G3)
勝ったのは、アルムタワケルと同馬主・同厩舎・同騎手のアルティブル。
・ドバイ・ターフクラシック (国際L)
米国のフルーツオブラヴが勝ち、地元 UAE 勢の勝鞍独占を防いだ形。
ペリエ騎乗のカイタノは3着。
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クリスタルC (G3)
(芝1200, 4歳混合) 04/04(日)中山メイン
競馬ブック見出し: | 「若いスプリンター結集」燃える新星エターナルビート |
日刊競馬見出し: | いよいよG路線突入 兄に続けタイキ # フォーチュンの妹ダイヤとエルドラドの弟トレジャーを掛けているもよう。 |
昨年の連対馬: | トキオパーフェクト, マウントアラタ |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
3.7 | エターナルビート | 河内 | 53 | 前走圧勝, 重賞初挑戦 |
3.8 | タイキダイヤ | 小野 | 53 | 前走で10馬身差圧勝, 重賞初挑戦, 連闘 |
5.5 | タイキトレジャー | 岡部 | 55 | 3戦2勝2着1回, 重賞初挑戦, 初芝 |
6.1 | ゴールドティアラ | 武豊 | 53 | クイーンC(G3)3着 |
10.0 | コウエイロマン | 江田照 | 54 | 小倉3歳S(G3)馬, 叩き2戦目 |
10.0 | マンリーパースン | 松永幹 | 55 | 2戦2勝, 重賞初挑戦, 初遠征 |
コウエイロマンを行かせて番手につけたタイキダイヤが、4角先頭から
エターナルビートの追撃を振り切って、3連勝で重賞GET。好位から伸びた
エターナルビートが2着、3角で挟まれる不利のあったタイキトレジャーが
最後盛り返して3着。後方から飛んできた伏兵イカルスドリーム(横山賀)が
4着。差す競馬を試みたゴールドティアラは5着。コウエイロマンは逃げバテ
して惨敗。マンリーパースンも伸び脚悪く惨敗。
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産経大阪杯 (G2)
(芝2000, 5歳上混合) 04/04(日)阪神メイン
競馬ブック見出し: | 「グランプリホース発進!」力が違うグラスワンダー |
日刊競馬見出し: | |
昨年の連対馬: | エアグルーヴ, メジロドーベル |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.9 | サイレントハンター | 吉田 | 57 | 重賞2勝, 2000芝7勝 |
4.1 | マチカネフクキタル | 佐藤哲 | 59 | 一昨年の菊花賞馬, 復調途上 |
4.1 | ミッドナイトベット | 熊沢 | 58 | 海外含め重賞3勝, 叩き2戦目 |
5.6 | アラバンサ | 四位 | 57 | 重賞未勝利だが全9勝で実績上位 |
10.4 | ヒカリサーメット | 石橋 | 57 | 京都金杯(G3)馬 |
11.2 | ランフォザドリーム | 蛯名 | 55 | 昨年のエリザベス女王杯(G1)2着 |
1・2番人気と目されていたグラスワンダーとダイワテキサスが故障で
回避、枠順確定後にエリモエクセルも故障で取り消し、メンバーが一気に
弱化した中、サイレントハンターがマイペースで逃げ切り。内臓肥満が
解消できないマチカネフクキタルと、阪神の柔い芝が合わないミッドナイト
ベットが、それでも地力の高さで上位争いに持ち込み、首差2着マチカネ
フクキタル、頭差3着ミッドナイトベット。先行有利の流れの中、大外を
強襲した伏兵ジムカーナ(植野)が4着、内を衝いたアラバンサは5着。
ヒカリサーメット6着、2番手追走から最後垂れたランフォザドリームは
8着。
その他の主な結果
・インターナショナルジャンプジョッキーズ
招待騎手たちのうち、美人騎手として知られるフランスの女性障害騎手
アンヌソフィー=マドレーヌが注目の的。レースは、断然人気のマイネル
タスク(栗原)が逃げ切ったが、2番人気ウインドフィールズ(三浦)らが
精彩を欠き、マドレーヌが人気薄のゴーカイを2着に持ってきて、馬連は
2000円台の小波乱。
・竹秋S
重賞級のメンバーが揃ったオープン特別。サンエムキング(藤井)を
行かせて番手に控えた1番人気マイターン(橋本美)が、3角先頭から
押し切り。2着は後方から伸びたマチカネワラウカド(高橋亮)。
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マリーンC (G3)
(ダート1600, 4歳上混合牝) 04/07(水)船橋メイン
競馬ブック見出し: | 春爛漫・船橋競馬場 満開の桜の下、いざ闘わん! 主役不在で混線模様 |
昨年の連対馬: | エフテーサッチ, メジロランバダ |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.3 | エアデジャヴー | 横山典 | 56 | 昨年の中央の牝馬三冠路線の活躍馬 |
3.2 | ファストフレンド | 蛯名 | 55 | 格下だがダート適性は中央勢で一番 |
3.6 | ホクトオーロラ | 石崎 | 55 | ロジータ記念馬, 地元船橋の期待の星 |
8.6 | マジックリボン | 安藤勝 | 53 | 牡馬蹴散らし名古屋記念勝ち |
1番人気エアデジャヴーは、発馬で躓いて落馬寸前の不利。逃げる昨年の
覇者エフテーサッチ(的場文)を直線で交わしたマジックリボンが抜け出したが、
ファストフレンドが豪脚を飛ばして差し切り、重賞初制覇。エフテーサッチは
失速し、3着は2番手から流れ込んだ地元イシゲヒカリ(秋田)。最後方から
追い込んだホクトオーロラは5着止り。不利が応えたエアデジャヴーはブービー
負け。もう1頭の中央勢アインブライド(古川吉)が最下位。
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ダービー卿CT (G3)
(芝1600, 5歳上混合) 04/10(土)中山メイン
競馬ブック見出し: | 「安田記念へ大きく踏み出す」今季は順調なシンコウスプレンダ |
日刊競馬見出し: | G1の前にケイワンで景気付け |
昨年の連対馬: | ブラックホーク, ケイワンバイキング |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.5 | シンコウスプレンダ | 横山典 | 57 | 昨年の京王杯AH(G3)馬 |
4.2 | タイキブライドル | 岡部 | 56 | 重賞未勝利だが中山芝マイル完全連対 |
5.3 | ケイワンバイキング | 横山賀 | 58 | 昨年の函館SS(G3)馬 |
6.0 | ブラボーグリーン | 柴田善 | 58 | 昨年の京阪杯(G3)馬 |
9.9 | シンコウエドワード | 田中勝 | 56 | 昨年のNHKマイルC(G1)2着, 久々 |
1番人気シンコウスプレンダは「順調」どころか、大幅馬体減でイレ込み
気味。単騎で逃げたケイワンバイキングを、好位追走から早めに捕まえに
行くが、状態一息のせいか全然追い付けない。ケイワンバイキングが逃げ切り、
重賞2勝目。後方から終いに賭けたタイキブライドルがシンコウスプレンダを
捉えて2着。実績馬ビッグサンデー(高橋亮)が4着。デキ落ちのブラボー
グリーン、デキの戻らないヒロデクロス、休み明けの実力馬たち (シンコウ
エドワード、エイダイクイン、エアガッツ) は枕を並べて惨敗。
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阪急杯 (G3)
(芝1200, 5歳上混合) 04/10(土)阪神メイン
競馬ブック見出し: | 「春の短距離G12冠奪取へ」アグネスワールド復活宣言 |
昨年の連対馬: | マサラッキ, センタームービング |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
1.9 | ブロードアピール | 武豊 | 53 | 前走圧勝の昇り馬, 重賞未勝利 |
5.0 | キョウエイマーチ | 秋山 | 56.5 | 一昨年の桜花賞(G1)馬 |
6.8 | マイネルラヴ | 吉田 | 58.5 | 昨年のスプリンターズS(G1)馬 |
9.2 | サウンドワールド | 河内 | 54 | 昇り馬の1頭, 重賞未勝利 |
10.5 | ハートマン | 加藤 | 54 | 昇り馬の1頭, 重賞初挑戦 |
鞍上を確保できなかったアグネスワールドは回避してシルクロードS(G3)へ。
自分でハナを切ると、後ろに捕まるペースに落してしまうキョウエイマーチ
だが、今回はサウンドワールドがお誂え向きのハイペースで逃げてくれて、
その2番手から抜け出し、追い縋るブロードアピールを抑えて、久しぶりの
重賞制覇。得意の道悪になったのも良かったか。サウンドワールドが3着に
粘り、4着は好位から流れ込んだハートマン。マイネルラヴは、道悪でトップ
ハンデが応えたか、5着止り。
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中山グランドJ (G1)
(芝4100, 5歳上混合) 04/11(日)中山10R
競馬ブック見出し: | 実力派ゴッドスピードが逆転期す |
昨年の連対馬: | ノーザンレインボー, ケイティタイガー |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.6 | ゴッドスピード | 西谷 | 62 | 平地と障害で重賞各2勝 |
3.3 | ビクトリーアップ | 横山義 | 62 | 昨秋の中山大障害馬 |
4.0 | ファイブポインター | 岡富 | 61 | 阪神スプリングJ(G2)馬 |
9.9 | ケイティタイガー | 田中剛 | 62 | 中山大障害で好走が多い古豪 |
11.4 | イチバンリュウ | 金折 | 62 | 昨秋の京都大障害馬 |
14.9 | メジロファラオ | 大江原 | 62 | 昨秋の中山大障害2着馬 |
逃げたファイブポインターが大土塁でリズムを崩し、メジロファラオが
2番手から先頭へ。メジロファラオも最後の竹柵でバランスを崩すが、
何とかこらえて後続を寄せ付けず人馬共に重賞初制覇。スタミナ勝負の
度合いが道悪でさらに増したのが向いたのか。2着もスタミナあふれる
ケイティタイガー。2着馬に大差ちぎられた3着は道悪得意の格下馬
ヨイドレテンシ(嘉堂)、馬場に泣いたビクトリーアップは4着、もっと
馬場に泣いたゴッドスピードはブービー負け。イチバンリュウは5着、
最後はヘトヘトになったファイブポインターは殿り負け。
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桜花賞 (G1)
(芝1600, 4歳牝) 04/11(日)阪神メイン
競馬ブック見出し: | 「疾風の差しに桜吹雪が舞う!」決め手鋭いフサイチエアデール |
日刊競馬見出し: | まだまだ仁川は満開 今が見頃の乙女たち 桜並木を抜けてこい さあ豊エア出ーる |
昨年の連対馬: | ファレノプシス, ロンドンブリッジ |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
3.1 | スティンガー | 岡部 | 55 | 昨年の無敗の3歳女王, ぶっつけ |
4.5 | フサイチエアデール | 武豊 | 55 | 4歳牝特(G2)馬, 重賞2連勝中 |
4.6 | ゴッドインチーフ | 河内 | 55 | チューリップ賞(G3)1番人気馬 |
8.9 | プリモディーネ | 福永 | 55 | 昨年のファンタジーS(G3)馬 |
9.4 | トゥザヴィクトリー | 幸 | 55 | アネモネS1番人気馬 |
12.1 | エイシンルーデンス | 野元 | 55 | チューリップ賞(G3)馬 |
15.0 | ハギノスプレンダー | 熊沢 | 55 | アネモネS馬, 複勝率十割 |
久々でイレ込んで出遅れたスティンガーは、道中内目を追い上げたが、
内にもたれて追うことができず惨敗。逃げたエイシンルーデンスを交わして
直線で先頭に立ったトゥザヴィクトリーに、中団からフサイチエアデールが
迫るが、大外をプリモディーネが物凄い脚で差し切り、福永騎手は G1 初
勝利。フサイチエアデールもトゥザヴィクトリーを交わしたが、とうてい
プリモディーネを差し返す脚はなく、福永騎手の超フライングのガッツ
ポーズを咎めることはできなかった。3着トゥザヴィクトリー、4着ゴッド
インチーフまでがオークス優先出走権獲得。5着ハギノスプレンダー、重賞
2勝馬ウメノファイバー(蛯名)が6着。失速したエイシンルーデンスは9着。
その他の主な結果
・大阪−ハンブルグC
格下ポートブライアンズ(和田)が、軽ハンデを利して逃げ切り勝ち。
同様に軽ハンデを利して2番手から粘り込みを図るサンデーセイラ
(菅谷)と、好位から伸びる実績馬ザフォリア(安藤勝)が2着同着。
人気のアポテオーズ(四位)は4着。
・忘れな草賞
早々に桜花賞を断念してこちらに回った (今年は、すでにフルゲートに
なっていたので、桜花賞落選組の入り込む余地はなかった) エフテー
ビルサド(岡部)が逃げ切り勝ち。人気のトウカイティアラ(藤田)は、
一旦はエフテービルサドを交わしそうな勢いだったが、結局差し返されて
2着。馬体細化が続く2番人気アランダ(松永幹)は惨敗。
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小倉大賞典 (G3)
(芝1800, 5歳上混合) 04/17(土)中京メイン
競馬ブック見出し: | 「最も相性のいいコース」シンカイウン重賞連覇に意気込む |
昨年の連対馬: | サイレンススズカ, ツルマルガイセン |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.8 | サンプレイス | 熊沢 | 55 | 中京記念(G3)2着, 重賞未勝利 |
5.9 | シンカイウン | 内田 | 57 | 重賞2勝, 中京得意, ハンデ頭 |
7.1 | マルカコマチ | 武幸 | 53 | 阪神牝特(G2)馬, 軽ハンデ魅力 |
8.3 | トゥナンテ | 幸 | 52 | 昇り馬, 絶好調, 軽ハンデ魅力 |
8.7 | ツルマルガイセン | 高橋亮 | 57 | 重賞2勝, 昨年2着, ハンデ頭 |
12.2 | スエヒロコマンダー | 藤田 | 53 | 阪神大賞典(G2)3着, 重賞未勝利 |
レース前にマルカコマチが放馬、落馬負傷の福永騎手から武幸騎手に、
急遽騎手変更。福永騎手は肋骨骨折と腎臓損傷の重傷、気の毒に。
さて、レースの方は、アマロ(小林徹)とトウショウオリオン(池添)の
先行勢に直線で後続が殺到、好位から抜け出したスエヒロコマンダーが、
トゥナンテとマルカコマチの猛追を凌いで、レコードで重賞初制覇。
2着トゥナンテ、3着マルカコマチ。ハンデ差のせいか、サンプレイスは
4着、ハンデ頭2頭は惨敗。
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プロキオンS (G3)
(ダート1400, 5歳上混合) 04/17(土)阪神メイン
競馬ブック見出し: | 「この距離なら末脚炸裂!」ワシントンカラー豪快に |
昨年の連対馬: | テンパイ, エムアイブラン |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.3 | ワシントンカラー | 柴田善 | 57 | ダート短距離重賞3勝, 休養明け |
4.5 | ビーマイナカヤマ | 鹿戸 | 56 | 重賞未勝利だが堅実な戦績 |
6.5 | タヤスケーポイント | 松永幹 | 56 | 3連勝中の昇り馬, マーチS(G3)優勝 |
12.9 | チアフルマスター | 横山賀 | 56 | 遅咲きの昇り馬, オープン昇級初戦 |
13.3 | オースミジェット | 四位 | 57 | 地方交流含め重賞2勝, 太目説流布 |
チアフルマスターに、マコトライデン(石橋)やニッシンソブリン(植野)
らが絡んでハイペース。好位から早めに動いたビーマイナカヤマ、窮屈な
位置からインをジリジリ伸びたワシントンカラー、いつもより前の位置から
差したイソノウイナー(飯田)らは、前を捉えることはできたが、後ろからも
差されて4〜6着。勝ったのは、最後方から大外を豪快に差し切ったタヤス
ケーポイント。直前追いで太目を解消したオースミジェットが、内からうまく
捌きながら追い込んで2着。故障休養明けの昨年の4歳ダート王ウイング
アロー(菊沢仁)が、勝馬を追い掛ける形で追い込んできて3着。先行勢では、
7着に踏ん張ったマコトライデンが最高着順。
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皐月賞 (G1)
(芝2000, 4歳) 04/18(日)中山メイン
競馬ブック見出し: | 「星降るクラシックロード」ベガ、トップロード本番決戦! |
日刊競馬見出し: | まず一冠 若駒の夢を奏でるクラシック 一等星ベガ 母から受け継ぐその輝き |
昨年の連対馬: | セイウンスカイ, キングヘイロー |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.7 | アドマイヤベガ | 武豊 | 57 | ベガ初仔, 重賞1勝2着1回 |
3.3 | ナリタトップロード | 渡辺 | 57 | 弥生賞(G2)馬, 重賞2連勝中 |
6.9 | マイネルプラチナム | 木幡 | 57 | 若葉S馬, 重賞1勝, 2連勝中 |
10.9 | ニシノセイリュウ | 河内 | 57 | ニシノフラワー初仔, 2戦2勝 |
11.1 | テイエムオペラオー | 和田 | 57 | 未勝利戦から毎日杯(G3)まで3連勝中 |
人気薄アドマイヤラック(岡部)の2番手から、トウカイダンディー(後藤)が
3角で先頭に立ったが、これはイレ込んでの先行策で早々に失速。直線では、
タンゴ(柴田善)とシアター(江田照)の両マイネルを従えて京成杯(G3)馬の
オースミブライト(蛯名)が先頭に立ち、押し切りを図るが、やっと壁を抜けた
ナリタトップロードが猛然と迫る。その大外を物凄い脚でテイエムオペラオーが
まとめて差し切った。市場取引馬の皐月賞制覇はハードバージ以来。和田騎手は
同期の福永騎手に続いてG1初勝利。2着は、ナリタトップロードの猛追を鼻差
凌いだオースミブライトで、5・6番人気で決まった馬連は約7000円の中波乱。
3着ナリタトップロード、4着マイネルタンゴまでがダービー優先出走権獲得。
ガレてしまったアドマイヤベガは、5着マイネルシアターにも及ばず6着。
イレ込んで引っ掛かったマイネルプラチナムとトウカイダンディー、やはり
ガレていたニシノセイリュウは惨敗。
距離が延びても京成杯は所詮京成杯で、クラシックには無縁かと思っていたが、
いきなり初年度から皐月賞2着馬を出したからには、去年までのジュニアCの
延長線上にあると見た方がよさそう。
その他の主な結果
・若草S
関東馬ホットシークレット(小林淳)が、同じく関東馬で猛然と追い縋る
1番人気ペインテドブラック(加藤)を尻目に逃げ切り。
・エイプリルS
休養明けの実績馬が大挙出走したオープン特別。喉の手術による休養
から戻ったツクバシンフォニー(横山典)が勝ち、香港遠征準備中の挫石で
休養していたローゼンカバリー(菊沢徳)が3着、完調には程遠いミラクル
タイム(蛯名)は惨敗。2着はシグナスヒーロー(後藤)。
・ベンジャミンS
道中でハナを奪ったブラックタキシード(的場)が後続を突き放す完勝。
2着も順当に1番人気サヤカ(柴田善)。馬連270円。
・卯月S
休養明けの1番人気シンボリスウォード(岡部)が逃げ切り、2着も
順当に2番人気レディボナンザ(蛯名)。馬連260円。3着も順当に3番
人気コクトジュリアン(小林久)。
・日曜中山でハネマン (=十万馬券) 2発
その一方で、馬連200円台が3レース (その内2つはベンジャミンSと
卯月S)。