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中山牝馬S (G3)
(芝1800, 5歳上混合牝) 02/28(日)中山メイン
競馬ブック見出し: | 「関東地方に春一番」女帝メジロドーベル今季初登場 |
日刊競馬見出し: | 寄せ来る波も穏やか ナギサに春の訪れ |
昨年の連対馬: | メジロランバダ, ランフォザドリーム |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.2 | メジロドーベル | 吉田 | 58.5 | G1 4勝, ハンデ頭 |
5.0 | サクラアカツキ | 蛯名 | 52 | 3連勝中の昇り馬, 重賞未勝利 |
6.9 | マルカコマチ | 福永 | 54 | 京都牝特(G3)勝馬, 初遠征 |
9.7 | ハナノメガミ | 菊沢徳 | 50 | 格下だが前走圧勝, 軽ハンデ魅力 |
10.1 | ナギサ | 安田富 | 53 | 格下だが近走は重賞で安定して好走 |
12.5 | スギノキューティー | 河内 | 54 | NHKマイルC(G1)3着, 復調気配 |
能力断然のメジロドーベルだが、休み明けだと引っ掛かる傾向があり、
馬込みに入れて折り合いを付けさせられる内枠と違って大外枠である為、
外からハナを奪って逃げる可能性は大いにあった。大本命が逃げると
後続のマークが厳しくなって先行勢は不利で、勝ちたいなら差しに回る
べきレースだったと言える。
大本命メジロドーベルは出遅れ、スタートで先行したのは、ダイワ
リプルス(江田照)、サクラアカツキ、ハナノメガミら。やはりメジロ
ドーベルが向う正面でハナを奪い、この時点で先行勢はゲームセット。
先行が予想されたナギサは行き脚がつかなかったが、元より差せる脚が
ないので、最初から圏外。メジロードーベルが押し切りを図るが、軽量
ナリタルナパーク(佐藤)が外を突き抜けて重賞初制覇。2着にはメジロ
ドーベルが粘り、3着は内を伸びたホッコービューティ(的場)、4着は
殿りから追い込んだマルカコマチ。能力断然のメジロドーベルと、なぜか
後方追走儘で終わってしまったスギノキューティーとを残して、前と
後ろがそっくり入れ替わった形。
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アーリントンC (G3)
(芝1600, 4歳混合) 02/28(日)阪神メイン
競馬ブック見出し: | 「絶好馬場でスピードをフルに!」58キロでもエイシンキャメロンのもの |
日刊競馬見出し: | WINSで儲ける男 浅草キーマン |
昨年の連対馬: | ダブリンライオン, マイネルラヴ |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.1 | エイシンキャメロン | 武豊 | 58 | 朝日杯(G1)2着, 重賞1勝, 背負い頭 |
4.2 | アサクサキーマン | 岡部 | 55 | 前走圧勝の昇り馬, 重賞初挑戦 |
4.4 | バイオマスター | 田中勝 | 55 | 朝日杯(G1)3着, 休養明け |
11.4 | ケイアイジョン | 四位 | 55 | 朝日杯(G1)惨敗後、G3 を2連続3着 |
バイオマスターとマルイチトリトン(金折)の2頭が後続を離してハイ
ペース逃げ、離れた3番手がエイシンキャメロン。マルイチトリトンを
振り切ったバイオマスタが逃げ込みを図るが、エイシンキャメロンが
内を伸びてきたところで、バイオマスターが内によれて進路妨害。バイオ
マスターはそのまま逃げ切って1位入線。体勢を立て直したエイシン
キャメロンに、外から伏兵タイクラッシャー(和田)が襲い掛かり、ギリ
ギリ届いたかにも見えたが、辛うじてエイシンキャメロンが凌ぎきって
いて2位入線。斜行がなかった場合にエイシンキャメロンが差せていたか
どうかは分からないが、相当大きな不利を受けたことは事実であり、
バイオマスターは2着に降着。4着ケイアイジョン。アサクサキーマンは
サッパリ。マイルだと距離が長かったのでは?
その他の主な結果
・仁川S
前週の銀嶺Sのシンコウスプレンダに続き、またまた初ダートの
デピュティーアイス(藤田)が優勝。ハンデ頭で1番人気のエムアイ
ブラン(武豊)は、ハンデが応えたのかフェブラリーS(G1)2着激走の
反動か、伸びを欠いて7着。ハンデのオープン特別というのは、G1
2着馬の次走としては全然ふさわしくない。
・白川郷S (1600万下)
こちらは初芝のリキアイワカタカ(南井)が逃げ切って、1番人気に
応えるとともに南井騎手のラスト騎乗を飾る。
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チューリップ賞 (G3)
(芝1600, 4歳牝) 03/06(土)阪神メイン
競馬ブック見出し: | 「交わして突き放す強靭な末脚」ゴッドインチーフ桜へ邁進 |
日刊競馬見出し: | 花畑から駆けて来い 神様河内チーフ |
昨年の連対馬: | ダンツシリウス, ロッチラヴウインク |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
1.3 | ゴッドインチーフ | 河内 | 54 | G3 2着 → G1 3着 → オープン圧勝 |
5.5 | エイシンルーデンス | 野元 | 54 | G1 惨敗 → G3 2着 → オープン優勝 |
7.6 | プリモディーネ | 福永 | 54 | G3 でゴッド撃破, 2戦2勝, 休養明け |
エイシンルーデンスが単騎でマイペース逃げ切り。ゴッドインチーフは
追撃およばす2着。ゴッドをマークしていたプリモディーネは、最後で
後方から鼻差差されて4着。終いに賭けて、桜花賞出走権を GET したのは、
代打武豊のスタートマーチ。
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中日新聞杯 (G3)
(芝1800, 5歳上父内国産) 03/07(日)中京メイン
競馬ブック見出し: | 「やっと復調の兆しが」実力馬シンカイウン真価発揮の場 |
昨年の連対馬: | ツルマルガイセン, テイエムオオアラシ |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
3.4 | シンカイウン | 内田 | 56 | 一昨年の朝日CC(G3)馬, 中京得意 |
5.5 | ロングシコウテイ | 芹沢 | 55 | 3年前の京都3歳S馬, ようやく本格化 |
5.7 | トウショウオリオン | 池添 | 56 | 昨年の北九州記念(G3)馬, 中京得意 |
7.2 | スノーエンデバー | 佐藤哲 | 56 | ローカル重賞の掲示板常連, 重賞未勝利 |
7.4 | ツルマルガイセン | 高橋亮 | 58 | 昨年覇者, 重賞2勝, ただ斤量が |
8.0 | ワールドナウ | 福永 | 53 | 格下だが勢いがある, 斤量有利 |
小島貞から主戦池添に戻ったトウショウオリオンが大逃げ。3~4角で
後続との差がつまり、直線では団子状態。そこから内を矢のように突き抜けた
シンカイウンが重賞2勝目。ツルマルガイセンが辛うじて2着して貫禄を
示し、比較的順当な決着。もう少しで穴を明けるところだったのは、鼻差
3着のニシノダイオー(村本)。ワールドナウは首差4着で、ほぼ人気通りの
走りを見せたが、調子一息で粘りを欠いたトウショウオリオンと道悪苦手の
ロングシコウテイは惨敗。スノーエンデバーは、太目+道悪+壁の3重苦に
喘いで大惨敗。
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弥生賞 (G2)
(芝2000, 4歳) 03/07(日)中山メイン
競馬ブック見出し: | 「さあクラシックの始まりだ」2冠牝馬の長男アドマイヤベガ |
日刊競馬見出し: | 一番星ベガ 強き母を越える始めの一歩 |
昨年の連対馬: | スペシャルウィーク, セイウンスカイ |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
1.5 | アドマイヤベガ | 武豊 | 55 | たんぱ杯3歳S(G3)馬, ベガの長男 |
4.0 | ナリタトップロード | 渡辺 | 55 | きさらぎ賞(G3)馬 |
7.8 | トウカイダンディー | 後藤 | 55 | ホープフルS馬 |
伏兵アストラルブレイズ(菅谷)が逃げ、ナリタトップロードは中団の外。
引っ掛かり気味のトウカイダンディーは人気薄の先行勢に交じって積極策、
同じく引っ掛かったアドマイヤベガは後方で折り合いに専念。道中で徐々に
好位に進出したナリタトップロードが、粘るアストラルブレイズを交わして
抜け出して重賞2連勝。アドマイヤベガは抜群の末脚を繰り出すも、1馬身
及ばず2着。3着に突っ込んで皐月賞出走権を取ったのはマイネルシアター
(蛯名)。アストラルブレイズが4着。トウカイダンディーは6着。
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読売マイラーズC (G2)
(芝1600, 5歳上混合) 03/07(日)阪神メイン
競馬ブック見出し: | 「このメンバー、正に豪華絢爛!」主役にミッドナイトベットを指名 |
日刊競馬見出し: | 完全復活 春の仁川にフクキタル |
昨年の連対馬: | ビッグサンデー, オースミタイクーン |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
4.3 | マチカネフクキタル | 武幸 | 58 | 一昨年の菊花賞馬, 重賞3勝, 復調気配 |
4.8 | ケイワンバイキング | 横山典 | 57 | マイル連対率十割, 重賞1勝 |
5.6 | キョウエイマーチ | 秋山 | 57 | 一昨年の桜花賞馬, 近走は4~6着 |
5.7 | ビッグサンデー | 石橋 | 58 | 昨年覇者, 重賞3勝 |
6.2 | ファレノプシス | 松永幹 | 56 | 昨年の桜花賞・秋華賞馬, 休養明け |
9.8 | ミッドナイトベット | 熊沢 | 58 | 昨年の香港国際C(国際G2)馬, 重賞3勝 |
12.7 | エガオヲミセテ | 河内 | 54 | 昨年の阪神牝馬特(G2)馬 |
キョウエイマーチがハナ、ケイワンバイキングが掛かり気味に2番手。
キョウエイマーチの持ち味の生かせるハイペース逃げではなかったが、
追走するケイワンバイキングのお蔭で、スローに落とすという愚は今回は
避けられた。そのせいか、最後も最近にない粘りを見せ、久しぶりの連対。
勝ったのは、好位からあっさり前を交わしたエガオヲミセテ。ケイワン
バイキングは3着。58キロの背負い頭3頭は、渋化した馬場で斤量が応えた
のか、揃って惨敗。ファレノプシスも、道悪が苦手だったもようで、これも
惨敗。
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すみれS
(芝2200, 4歳混合) 03/13(土)阪神準メイン
競馬ブック見出し: | 距離延長でサリーレに期待 |
昨年の連対馬: | エモシオン, ミツルリュウホウ |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.7 | オーディーウィン | 武豊 | 55 | 若駒S3着, 格上挑戦 |
3.4 | サリーレ | 藤田 | 55 | エモシオン全弟, 格上挑戦 |
5.3 | ホットシークレット | 小林淳 | 55 | 2頭のオープン馬の内の1頭 |
10.5 | メイショウパシオン | 武幸 | 55 | 共同通信杯(G3)4着, 格上挑戦 |
12.9 | アランダ | 松永幹 | 53 | ファレノプシス妹, 格上挑戦 |
オープン馬の1頭バンダムフェザント(佐藤哲)がハナ、オーディー
ウィンがそれに絡み、ホットシークレットが控え気味に続いて、3頭
雁行。中団から徐々に好位に進出したサリーレが余裕綽々で抜け出して
楽勝、好位のインで我慢していた7番人気マイネルサクセス(高橋亮)が
2着争いを制して、馬連3千円台の中波乱。ホットシークレットが3着、
不利有りながら伸びたアランダが4着。競り合いでバテたオーディー
ウィンと、離れた殿りから末脚不発に終わったメイショウパシオンは惨敗。
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マーチS (G3)
(ダート1800, 5歳上混合) 03/13(土)中山メイン
競馬ブック見出し: | 「G1好走の底力が噴射」オースミジェット自信のダ1800 |
日刊競馬見出し: | ジェットの加速! オースミ勝利お墨付き |
昨年の連対馬: | ワイルドブラスター, ナモンレグナス |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
2.3 | オースミジェット | 四位 | 58 | 平安S(G3)馬, G1 4着, ハンデ頭 |
6.9 | サンデーパラダイス | 本田 | 54 | 3連勝中の昇り馬, 昇級初戦 |
8.3 | ユーワミラージュ | 柴田善 | 54 | 前走好内容勝ち, 昇級初戦 |
8.9 | ビーマイナカヤマ | 鹿戸 | 57 | 重賞2着1回, オープン2勝 |
10.1 | ロバノパンヤ | 蛯名 | 53 | 重賞2着1回, 復活気配, ハンデ魅力 |
10.1 | ホーマンスピリット | 飯田 | 54 | 前走好内容勝ち, 昇級初戦 |
重賞昇格以来の馬連最低配当が3千円を超えている波乱傾向のレース。
引退レースということで思いきった作戦に出たダイワルベール(岡部)が
ハナ。引っ掛かったテンパイ(横山典)が途中でハナを奪ったが、早めに
動いたビーマイナカヤマが4角先頭。ビーマイナカヤマがそのまま押し切りを
図るが、昇り馬の1頭タヤスケーポイント(加藤)の末脚が炸裂、後方一気の
差し切りで重賞初制覇。2着にはビーマイナカヤマが粘り、差のない3着に
ロバノパンヤ、4着ホーマンスピリット。調子が落ちたらしいサンデー
パラダイスと太目ユーワミラージュは掲示板外し。本命オースミジェットは
謎の惨敗。坂か。
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阪神スプリングJ (G2)
(芝3800, 5歳上混合) 03/14(日)阪神準メイン
競馬ブック見出し: | ゴッドスピードが3連勝 |
昨年の阪神障害S(春)連対馬: | ゴッドスピード, ニケスピリット |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
1.7 | ゴッドスピード | 西谷 | 62 | 障害重賞2勝, 現在2連勝中 |
5.9 | ビクトリーアップ | 横山義 | 63 | 昨秋の中山大障害優勝馬, 休み明け |
8.6 | デピュティスズカ | 北沢 | 60 | 障害オープン特別1→3→2着 |
11.8 | ファイブポインター | 岡富 | 59 | 前走で障害オープン平場勝ち |
13.1 | イチバンリュウ | 酒井浩 | 62 | 昨秋の京都大障害優勝馬 |
追い縋る大本命ゴッドスピードを尻目に、ファイブポインターが余裕の
逃げ切りで重賞初制覇。ちぎられた3着は古豪ケイティタイガー(田中剛)。
イチバンリュウは4着、デピュティスズカは6着、休み明けで馬体減の
ビクトリーアップは惨敗。
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中山記念 (G2)
(芝1800, 5歳上混合) 03/14(日)中山メイン
競馬ブック見出し: | 「中距離王への足がため」キングヘイロー着実にG2獲り |
日刊競馬見出し: | 選んだ道に迷いなし! 中距離のキング |
昨年の連対馬: | サイレンススズカ, ローゼンカバリー |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
1.8 | キングヘイロー | 柴田善 | 57 | 昨年のクラシック3強の一角, 重賞2勝 |
4.2 | サイレントハンター | 吉田 | 58 | 今年は重賞1→2→3着, 重賞2勝 |
4.9 | ブラボーグリーン | 横山典 | 57 | 昨秋の京阪杯(G3)優勝馬 |
7.9 | ダイワテキサス | 蛯名 | 57 | 重賞2連勝を含む5連勝中, 休み明け |
ブリンカーを着けたサイレントハンターが暴走気味の大逃げ。3番手から
早めに動いて前を捕まえに行ったキングヘイローが、難なく重賞2連勝。
勝馬と一緒に仕掛けたサンプレイス(中舘)と後方からマクッてきたダイワ
テキサスとの2着争いは、地力でダイワ。3着サンプレイス、4着サイレント
ハンター。太目のせいか伸びが今一つだったブラボーグリーンは、最後は
歩いていたサンレントハンターも交わせず、5着。超久々のホッカイルソー
(岡部)は8着。
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4歳牝特(桜花賞TR) (G2)
(芝1400, 4歳牝) 03/14(日)阪神メイン
競馬ブック見出し: | 「まだまだいますよ桜候補が」筆頭はトゥザヴィクトリー |
日刊競馬見出し: | さあ直線の攻防 追うとエア出ーる |
昨年の連対馬: | マックスキャンドゥ, メイショウアヤメ |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
1.7 | フサイチエアデール | 武豊 | 54 | シンザン記念(G3)馬 |
4.4 | コウエイロマン | 高橋亮 | 54 | 小倉3歳S(G3)馬, 休み明け |
8.4 | タヤスブルーム | 河内 | 54 | フェアリーS(G3)馬 |
9.2 | キョウエイユカ | 熊沢 | 54 | 2戦2勝 |
武豊が選び人気が予想されたトゥザヴィクトリーは熱発で回避。武豊は
もう1頭のお手馬フサイチエアデールに騎乗。これも断然の1番人気。
コウエイロマンが大外枠からハナ、気分よく逃げるが、直線入り口で
後続に捕まる。先行勢4頭が壁になった時に一旦控え、大外に持ち出した
フサイチエアデールが楽勝。2着は先行勢の1頭ステファニーチャン(藤田)、
勝馬を追って大外を伸びたフォルナリーナ(角田)が3着で、桜花賞優先
出走権獲得。エフテービルサド(松永幹)もステファニーチャン同様に先行
から4着に粘ったが、同じ先行勢でもタヤスブルームとコウエイロマンは
惨敗。距離が長いのか。キョウエイユカは脱臼で競走中止、予後不良 (合掌)。
その他の主な結果
・菜の花S
逃げたゲイリートマホーク(郷原)を直線で交わしたインターサクセス
(吉田)に、大外マイネルタンゴ(柴田善)、最内フサイチミキオー(サンダ)、
中ザカリヤ(的場)が殺到。勝ったのはマイネルタンゴ、2着フサイチ
ミキオー。1番人気ザカリヤは外の勝馬に接触、その反動で勝馬が内に
よれてきて挟まるという不利で追えなくなり、3着止り。人気を2分した
ロードウエスト(岡部)は見せ場なく6着。
・新人北村宏騎手が初勝利
日曜中山2R、1番人気タイキコンコルドで快勝。「先生(藤沢和師)には、
『馬なりで回ってくればいいよ。』と言われていました。不利を受けない
ようにだけ気をつけて乗りました。でも、ずいぶん外を回って、ロスがあり
ましたね。」
他の新人騎手たちは (新人じゃない見習い騎手たちも) 羨ましいだろう
なあ。
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ダイオライト記念 (G2)
(ダート2400, 5歳上) 03/17(水)船橋メイン
競馬ブック見出し: | 史上最強馬へと突き進む 王者アブクマポーロ “記録”の名馬達に挑む! アブクマポーロのヒモ探し |
昨年の連対馬: | アブクマポーロ, テイエムメガトン |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
1.0 | アブクマポーロ | 石崎 | 55 | ダート現役最強馬 |
7.5 | マチカネワラウカド | 高橋亮 | 56 | 東海ウィンターS(G2)馬 |
10.3 | マイターン | 河内 | 56 | ダービーGP(G1)3着馬 |
王者アブクマポーロが珍しく苦戦、逃げたマイターンをやっとのことで
交わし、危うく差し返されそうになる辛勝。アブクマをマークしていた
マチカネワラウカドは、内にささって追えず、引き離されて3着。4着は
ノーザンウェー(横山典)、5着はケープリズバーン(熊沢)。
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フラワーC (G3)
(芝1800, 4歳混合牝) 03/20(土)中山メイン
競馬ブック見出し: | 「辛さに隠し味を加えて」究極の逸品レッドチリペッパー |
日刊競馬見出し: | 桜もかすむ白い大輪 豪脚ペッパー |
昨年の連対馬: | スギノキューティー, レディボナンザ |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
1.9 | レッドチリペッパー | 藤田 | 53 | 3連勝後、クイーンC(G3)2着 |
3.1 | サヤカ | 柴田善 | 53 | 能力上位, 前走で中山1800勝ち |
7.7 | ベラミロード | 内田利 | 53 | 宇都宮で5戦すべて楽勝の地方馬 |
中団追走から3角でインに入ったサヤカが道悪を苦にせず最内を抜け出して
4角先頭、追い縋るレッドチリペッパーを退けて重賞初制覇。馬連280円。
3着は伏兵のテンシノウタ(木幡)、4着は良血アグネスライナー(蛯名)。
ベラミロードは、輸送減りや道悪のせいか、力を出しきれず6着。
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アネモネS
(芝1400, 4歳牝) 03/20(土)阪神メイン
競馬ブック見出し: | 「アクシデントは関係なし!」素質断然トゥザヴィクトリー |
日刊競馬見出し: | つばき→アネモネ→桜 季節総取りヴィクトリー |
昨年の連対馬: | ラヴラヴラヴ, オルカインパルス |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
1.4 | トゥザヴィクトリー | 武豊 | 54 | 素質断然だが熱発明け, 2勝馬 |
9.8 | ゴールデンベル | 松永幹 | 54 | チューリップ賞(G3)5着, 2勝馬 |
10.1 | アグネスアテーナー | 河内 | 54 | 2戦1勝2着1回, 初芝 |
10.6 | ハギノスプレンダー | 熊沢 | 54 | 未勝利でフサイチエアデール撃破, 久々 |
14.0 | タイキポーラ | 小林徹 | 54 | チューリップ賞(G3)6着 |
大本命トゥザヴクトリーが早め先頭から押し切るかに思えたが、熱発の
影響か馬場悪化のせいか、直線で失速、トゥザヴィクトリーの直後に付けて
いたハギノスプレンダーがじわじわ伸びて差し切り、人気薄のクリムゾン
クローバ(角田)が終い伸びて2着に飛び込み5万馬券決着の大波乱。トゥザ
ヴィクトリーは3着、道悪のせいか伸びあぐねたゴールデンベルは6着、馬体
細化したアグネスアテーナーは8着、のめったタイキポーラは10着。トゥザ
ヴィクトリーは桜花賞優先出走権を取れなかったが、抽籤出走を狙うのか
忘れな草賞に回るのかは不明。鞍上の問題もどうなるのか不明。
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スプリングS (G2)
(芝1800, 4歳牡牝) 03/21(日)中山メイン
競馬ブック見出し: | 「皐月賞の手応えを本物に」連勝して本番へオースミブライト |
日刊競馬見出し: | 華麗なドリフトでファン魅了 モンテカルロ |
昨年の連対馬: | クリールサイクロン, セイクビゼン |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
3.3 | モンテカルロ | 岡部 | 56 | 3戦2勝の素質馬, 重賞初挑戦 |
6.2 | オースミブライト | 蛯名 | 56 | 京成杯(G3)馬, 熱発明けで調子一息 |
6.9 | タイクラッシャー | 和田 | 56 | アーリントンC(G3)3着馬, 距離疑問 |
11.5 | ロサード | 高橋亮 | 56 | 新潟3歳S(G3)馬, 休養明け, 小型馬 |
11.6 | シルクガーディアン | 横山典 | 56 | 2連勝中, 重賞初挑戦, 距離疑問 |
12.4 | ゴルデンコーク | 渡辺壮 | 56 | 金沢で5戦5勝の地方馬 |
14.1 | ケイシュウエクセル | 佐宗 | 56 | 大井で4戦3勝2着1回の地方馬 |
14.9 | カシマアルデル | 的場 | 56 | いちょうS2着馬, 伸び悩み気味 |
実績から1番人気確実と思われていたオースミブライトが追い切り
バタバタで、モンテカルロが押し出された1番人気。しかし、人気的に
あまり差がない範囲に何頭も犇めき、波乱ムードのレース。
前走は内に閉じ込められて競馬にならなかったワンダーファング(幸)が、
大外から逃げ切って重賞初制覇。直線強襲で好走した前走と打って変わり、
1角で強引に先団に取り付いたタイクラッシャーが、終いも良く伸びて2着。
1角でタイクラッシャーに受けた落馬寸前の不利から立て直し、直線では
馬群を割って追い込んだシルクガーディアンが3着。のめりながら中団で
揉まれて競馬にならなかったモンテカルロは、直線で大外に持ち出してからは
良く伸びたものの4着。4角で不利のあったカシマルデルは6着、オースミ
ブライトはそこそこ伸びるも7着、道悪が応えたロサードや、能力不足の
地方馬2頭は惨敗。馬連6420円。
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阪神大賞典 (G2)
(芝3000, 5歳上混合) 03/21(日)阪神メイン
競馬ブック見出し: | 「これがG1馬! これが競馬!」スペシャルウィーク盾取りへ地固め |
日刊競馬見出し: | メジロが輝く 今年も名勝負数え歌 |
昨年の連対馬: | メジロブライト, シルクジャスティス |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
1.7 | メジロブライト | 河内 | 59 | 昨年覇者, 昨年の天皇賞(春)(G1)馬 |
2.1 | スペシャルウィーク | 武豊 | 58 | 昨年のダービー(G1)馬 |
12.4 | シルクジャスティス | 藤田 | 59 | 昨年2着, 一昨年の有馬記念(G1)馬 |
13.2 | タマモイナズマ | 小原 | 57 | ダイヤモンドS(G3)馬, 連勝中 |
2頭立ての G2 と7頭立ての J2 に分かれることは、良馬場ならば明らか。
道悪ならまぎれがあるかとも思われたが、結局は同じだった。
G2 の方は、3角過ぎにペースメーカー (J2 の方の逃げ馬) を馬なりで
交わしたスペシャルウィークが、メジロブライトの追撃を抑えて逃げ切り。
J2 の方は、逃げると思われたタマモイナズマが行けず、格下のトピカル
コレクター(松永幹)がハナ、マチカネサンシロー(安藤勝)が2番手。3角で
タマモイナズマがようやくハナを奪うが、これを交わしスエヒロコマンダー
(四位)が4角先頭から押し切り、G2 の方の最下位メジロブライトから7馬身
送れてゴール。続いてシルクジャスティス、続いてタマモイナズマ。
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黒船賞 (G3)
(ダート1400, 5歳上) 03/22(月)高知メイン
競馬ブック見出し: | 海外遠征の成果を“黒船"に見せつけろ! 高知唯一の交流レース テセウスフリーゼVSメイショウモトナリ |
昨年の連対馬: | リバーセキトバ, フジノマッケンオー |
今年の上位人気馬:
単odds | 馬 | 鞍上 | 斤量 | 備考 |
1.8 | テセウスフリーゼ | 的場 | 56 | 重賞2勝 |
?.? | メイショウモトナリ | 安田康 | 58 | 重賞3勝, 昨年フェブラリーS(G1)2着 |
?.? | レディステラ | 熊沢 | 54 | 芝の重賞1勝 |
?.? | リバーセキトバ | 北野 | 56 | 元中央馬だが地元の雄, 昨年覇者 |
テセウスフリーゼがレコードで圧勝。2着も順当にメイショウモトナリ、
3着は元中央の地元馬メイショウタイカン(中西)。10歳リバーセキトバは
5着、14歳ミスタートウジン(村本)は8着。ダートが合わなかったのか、
レディステラはミスタートウジンにも先着される惨敗。
その他の主な結果
・東風S
1着タイキブライドル(岡部)、2着レディボナンザ(蛯名)の、(良馬場なら
極めて) 順当な決着。道悪での好走経験があったヒロデクロス(吉田)、
エアガッツ(横山典)、ヴィクトリーバンク(池添)は、3頭とも休養明けで
状態一息で、それぞれ、7着、ブービー、ブービーメーカー。