京都牝馬特別 (G3)

(芝1600, ５歳上混合牝) 01/30(土)京都メイン

  テイエムオーロラ(宝来)がハナを切って、スローの逃げ。重賞４着を
続けているのになぜか人気があまりないナギサ(安田富)が、２番手から
抜け出して粘り込みを図るが、最内枠からうまく外に持ち出したマルカ
コマチが大外強襲して重賞初制覇。２着にはナギサ粘って、馬連7920円。
ブロードアピールは３着に来たが、マルカとブロード以外の人気馬は
総崩れ。

フェブラリーＳ (G1)

(ダート1600, ５歳上混合) 01/31(日)東京メイン

  大方の予想通り、キョウエイマーチの単騎逃げ。しかし、持ち味のハイ
ペース逃げではなく、後続を引き付けての平均ペースの逃げ (だから、
それじゃ捕まるんだよ)。スタートの芝でダッシュがつかなかったのか、
作戦か、メイセイオペラはいつもより若干後ろ目の好位の外。ワシントン
カラー、オースミジェット、タイキシャーッロック、エムアイブランは
中団。マチカネワラウカドは馬群の最後尾 (後ろに離れて３頭ほどいた
けど)。直線で後続が横一線になってキョウエイマーチに迫るが、その外を
メイセイオペラがスッと抜け出して楽勝。２着は鋭く追い込んだエムアイ
ブラン。馬連3270円。３着タイキシャーロック、４着オースミジェット、
５着キョウエイマーチ、６着ワシントンカラー、７着マチカネワラウカド、
８着バトルライン(藤田)。

その他の主な結果
  ・シルクスパルタンのデビュー戦は出遅れて11着
      みんながＭＬに書いている通り。
  ・日曜東京6Rで大万馬券
      菅原勲騎手乗り替りのハマクイーンが単勝万馬券近い大穴。２着も
    比較的人気薄のインディペンデンス(後藤)逃げ粘りで、８万馬券。

川崎記念 (G1)

(ダート2100, ５歳上混合) 02/03(水)川崎メイン

  後方追走のアブクマポーロが、４角７番手から外を一伸びして楽勝。
他の有力馬の凡走に助けられて、２着は内を伸びた５番人気キョウト
シチー(松永幹)、３着は４角先頭から粘った名古屋の６番人気ゴールド
プルーフ(丸野)。力の要るダートが向かなかったナリタホマレは４着、
４番人気パリスナポレオン(武豊)は大外強襲も届かず５着、熱発による
一頓挫から復調途上のナナヨーウォリアーは７着惨敗。

東京新聞杯 (G3)

(芝1600, ５歳上混合) 02/07(日)東京メイン

  人気が予想されたシンコウスプレンダは、調教代りに使う賞金上位の
マウンテンストーン(高橋明)やユウセンショウ(サンダ)、フェブラリーＳ
(G1)除外で優先出走権を得たロードアックスやロバノパンヤ(後藤)らに
押し出され、敢え無く除外。キングヘイローのスタートが良かったが、
すぐに好位に控え、ケイワンバイキングがハイペース逃げ。直線で外に
持ち出したキングヘイローがアッサリ抜け出して完勝、後方待機シンボリ
フェザードの猛追を頭差しのぎ切ったケイワンバイキングが２着で、人気順
通りの１・２・３着。４着トップパシフィック、５着ロードアックス、
６着プレストシンボリ。

きさらぎ賞 (G3)

(芝1800, ４歳混合) 02/07(日)京都メイン

  馬場の良い外目を意識的に回ったエイシンキャメロンと、４角回って
前が開いたところを抜け出したナリタトップロード、直線では人気２頭の
叩き合い。斤量差か距離の壁か、エイシンがナリタを交わせそうで交わせず、
ナリタトップロードが首差競り勝って、人馬ともに重賞初勝利。３着は
内々を伸びたケイアイジョン(武幸)。アドマイヤマンボは惨敗。

エルフィンＳ

(芝1600, ４歳混合牝) 02/14(日)京都準メイン9R

  好位追走から直線で楽に抜け出したゴッドインチーフが圧勝。勝馬を
マークしてついて行ったタイキポーラが、最後1Fで脚が鈍ったタヤス
ブルームを差し返して２着。離れた殿り追走のアランダは、最後伸びるも
５着。

共同通信杯４歳Ｓ (G3)

(芝1800, ４歳混合) 02/14(日)東京メイン

  人気薄ヤマニンアクロ(勝浦)がスローの逃げ。先行勢にエイシン
ウインダムが混じっている程度で、ほとんどの人気馬は後方から。
４角から後続が差を詰めるが、逃げているヤマニンアクロも余力十分。
熾烈な２着争いを尻目に余裕の逃げ切りで、人馬共に重賞初勝利。
断然人気グラスグラードらの伸び脚が悪く、２着には超人気薄キンショー
テガラ(後藤)が飛び込んで、馬連十万馬券の大波乱。殿り一気で３着に
来たソウシュンが独り気を吐いた程度で、距離適性や経験不足の問題が
露呈した人気勢は壊滅状態。

京都記念 (G2)

(芝2200, ５歳上混合) 02/14(日)京都メイン

  サイレントハンターがスローの逃げ。２番手追走のエモシオンは例に
よって引っ掛かったが、直線で前を交わして押し切り、ようやく重賞
初勝利。勝馬をマークしていたマチカネフクキタルは、太目で伸びを
欠き、粘るサイレントハンターを交わして２着するのがやっと。スローでは
出番のなかったステイゴールドは７着惨敗。

ダイヤモンドＳ (G3)

(芝3200, ５歳上混合) 02/20(土)東京メイン

  仮柵が取れて先行有利になった東京芝。後方から外目を追い込むのでは
連対も覚束ない。調子一息と伝えられたこともあって、実績最上位の
追い込み馬ユーセイトップランは意外に不人気。その一方で、逃馬タマモ
イナズマや先行馬タヤスメドウは意外に人気。
  レースは予想通りタマモイナズマがスローの逃げ。タヤスメドウ、
マジックシンガー(サンダース)、ロングワールド(郷原)らがその後ろに
付け、インターフラッグらは中団や後方から。タマモイナズマがそのまま
逃げ切って重賞初勝利。軽ハンデのロングワールドが粘るタヤスメドウを
捉えて２着して、馬連万馬券。３着タヤスメドウ、４着マジックシンガー。
追い込み勢ではエーピーランドの５着が最高で、他は惨敗。

若駒Ｓ

(芝2000, ４歳混合) 02/21(日)京都9R

  スリリングサンデーがスローの逃げ。道中２番手に進出したニシノ
セイリュウが直線で並び掛けて一騎打ちに持ち込み、競り勝つ。３着は
順当にオーディーウィン。

中京記念 (G3)

(芝2000, ５歳上混合) 02/21(日)中京メイン

  ハンデ頭の１頭テイエムトップダン(和田)がハナを切るが、向う正面で
一杯になり、代ってエイシンコンカード(芹沢)が先頭。ナムラキントウンが
これを交わし、更にサンプレイスが交わして直線で抜け出したが、出遅れて
最後方を追走していたエリモエクセルが大外一気、G1馬の貫禄を見せ付けた。
２着サンプレイス。離れた３着は中京得意の古豪シンカイウン(内田)。４着
サンデーカイザー、５着スエヒロコマンダー。ブリリアントロードは７着、
他の人気馬は惨敗。

クイーンＣ (G3)

(芝1600, ４歳混合牝) 02/21(日)東京メイン

  強烈な末脚を誇る大本命レッドチリペッパーより前から仕掛けなければ、
勝ち目はほとんどない。また、今の先行有利になった馬場では、後方から
外目を追い込むのでは連対も覚束ない。スローで流れるならなおさら…。
多少後ろからでも届くレッドチリペッパーと発馬で後手を踏むことが多い
ウメノファイバー以外の有力馬は前の方に付けることが予想されたが…。
  ゴールドティアラが予想通りハナを切ってスローの逃げ。ビューティ
グロー(後藤)が２番手。予想外にスタートが良かったウメノファイバーが
絶好の３番手。エフテービルサドもほぼ同じ位置。レッドチリペッパーは
中団。エイシンレマーズは最低の後方追走で早々に脱落。エフテービルサドも、
道中徐々に後退して脱落。直線で早めに抜け出したウメノファイバーが、
レッドチリペッパーの猛追を首差凌ぎきって、重賞２勝目。逃げたゴールド
ティアラが３着、２番手ビューティグローが４着、５着も好位追走の
プリマダンサー(武士沢)。エフテービルサドは７着、エイシンレマーズは
２桁着順の惨敗。

その他の主な結果
  ・銀嶺Ｓ
      ダート重賞の常連たちが、初ダートのシンコウスプレンダ(横山典)に
    軽くひねられるという結末。情けない。
  ・北山Ｓ
      鞍上を兄に戻し、連闘で勝負を賭けたニホンピロジュピタ(武豊)だが、
    連闘の影響か意外に伸びず、よもやの３着で、馬連は万馬券近い波乱。
  ・淀短距離Ｓ
      トキオパーフェクト(ペリエ)がサウンドワールド(河内)を振り切って
    貫禄の逃げ切り。直線で２番手に上がったハートマン(加藤)を、外から
    アグネスワールド(武豊)がギリギリ捉えて２着。