京都大障害(秋)

(芝3930, ４歳上混合, 別定) 土曜京都9R

  レガシークレストが快調に逃げたが、最後水濠で着地に失敗してやや失速。
大事に乗られたゴッドスピードが直線先頭に立って勝ちパターンに見えたが、
何度か飛越に失敗して後方に下がっていたイチバンリュウが、直線であっさり
差し切って、人馬ともに重賞初勝利。２着ゴッドスピード、３着レガシー
クレスト。シリウスランドは他馬に巻き込まれて落馬。

東スポ杯３歳Ｓ (G3)

(芝1800, ３歳混合, 馬齢) 土曜東京11R

  スローで逃げるヤマニンアクロの２番手から伸びたたビッグバイキングを、
人気のアドマイヤコジーンが楽に交わして完勝。３着マチカネテルテル、４着
ヤマニンアクロ。他馬にぶつかって引っかかったトウカイダンディーは５着。

福島記念 (G3)

(芝2000, ４歳上, ハンデ) 日曜福島11R

  好位から伸びたオーバーザウォールが重賞初制覇。中舘も久々の重賞制覇。
スノーエンデバーの猛追をしのいだ伏兵インターライセンスが２着に逃げ粘り、
馬連は約万馬券。テイエムオオアラシは外に持ち出せず惨敗。

マイルＣＳ (G1)

(芝1600, ４歳上国際, 定量) 日曜京都11R

  やはり、G1 と J1 に分かれた。G1 の方は、最強馬タイキシャトルが堂々と
単走で凱旋行進。同時発走の J1 は大混戦。マウントアラタとの超ハイペース
競り合いを制したキョウエイマーチに、直線で後続が殺到。結果は、９頭が首・
頭・首・首・首・鼻・首・半馬身差の大接戦で、順に、ビッグサンデー、ヒロデ
クロス、エイシンガイモン、シンコウスプレンダ、キョウエイマーチ、オースミ
タイクーン、シーキングザパール、サクラエキスパート、ロイヤルスズカ。
もっとも、キョウエイマーチとシーキングザパールの２頭は、G1 の方に出て
いて、タイキシャトルにちぎられた結果、J1 の首位争いと一緒になったとも
言える。

北海道３歳優駿 (G3)

(ダート1800, ３歳, 定量) 月曜門別

  中央の未勝利馬キングオブサンデーが、鞍上にロバーツを迎えてレコード
勝ちの大穴。２着が比較的人気所のアドマイヤマンボでも、馬連は万馬券。
３着アドマイヤゴールド$４着エフテービルサド$５着カミワザ!

全日本サラブレッドＣ (G3)

(ダート1400, ４歳上混合, 別定) 月曜笠松

  昨年は、１番人気の中央馬フジノマッケンオーを抑えて、地元荒川厩舎の
３頭が１・２・３。今年は１着バトルライン、２着ストーンステッパーで、
中央勢の１・２。３着カガヤキローマン、４着は高崎のビッグショウリ、５着
シンプウライデン。トーヨーレインボーは７着。

ダービーＧＰ (G1)

(ダート2000, ４歳, 定量) 月曜盛岡

  大雪のため中止。ウイングアロー、天候に５冠を阻まれる。

富士Ｓ (G3)

(芝1400, ４歳上国際) 11/28(土)東京メイン

  逃げたムシェアが直線で失速、ブレーブテンダーが早目先頭。
これを交わして好位から抜け出したエアジハードが、プレストシンボリ
(ロバーツ)の大外強襲を凌いで重賞初制覇。３着は、中を割って伸びた
グリーンスターボウ(菊沢徳)。ブレーブテンダー４着、シンボリ
フェザード５着、ムシェア６着。再び蹄を傷めたスピードワールドは
９着惨敗。

ＣＢＣ賞 (G2)

(芝1200, ４歳上混合) 11/28(土)中京メイン

  意外にも格下サウンドワールド(松田)がエイシンバーリンの鼻を
叩いてハイペース逃げ。その展開を利してマサラッキが大外一気の
快勝。２着は最後の最後で辛うじてサウンドワールドを首差捉えた
エイシンバーリン。内衝いて鋭く伸びたフェイマスケイ(鹿戸)が、
サウンドワールドを鼻差交わして３着。人気のケイワンバイキングと
シンコウフォレストは良化途上。

京阪杯 (G3)

(芝1800, ４歳上混合) 11/28(土)京都メイン

  ４角回って団子状態から、最内を抜け出したブリリアントロード
(山田和)と馬群を割って抜け出したブラボーグリーンの叩き合い。
ブラボーグリーンが外にもたれながらも競り勝って、人馬共に重賞
初制覇。レガシーハンターも外から追い縋ったが、３着まで。サン
プレイス４着、トウショウオリオン５着。ツルマルガイセンは疲労
からか９着惨敗。

ジャパンＣ (G1)

(芝2400, ４歳上国際) 11/29(日)東京メイン

  ご存知の通り、エルコンドルパサーが好位抜け出しで快勝。２着
エアグルーヴ、よれたスペシャルウィークは３着。最後方から直線で
追い込んできたチーフベアハートが４着。シルク、ステイ、カイタノは
惨敗。

その他の主な結果
  ・道営馬クラローレル(堂山)、連闘初芝で中央初勝利。
      土曜東京8R。サがなくても、500万下では力が違った。前日検討で、
    いかにも荒れそうに思えたレースだったが、やはり人気薄の馬が勝ち、
    更に人気薄の馬が２着に突っ込んで２万馬券決着。
  ・他場でも地方馬が１勝ずつ。
      土曜京都8Rではシンワビューティー(安藤勝)、日曜中京メインの
    中京日経賞ではダイユウカイソク(吉田稔)が勝利。