関越Ｓ

(ダート1700, ４歳上混合) 8/10(日)新潟準メイン9R

  単騎逃げのサンエムキングに３・４角で競り掛けたのは、サンエムキングの
天敵パリスナポレオンでなく、２番手追走のシルクフェニックス。直線で抜け
出したシルクフェニックスに、好位から直線で追い出したパリスナポレオンが
追い付き、叩き合いを頭差制してレコード勝ち。最内枠から最後方に下げて外に
持ち出したスターセレッソは最後の猛追及ばず３着。４着はサンエムキング。
格下のジェラスガイは頑張ったけど７着。馬連650円。

小倉記念 (G3)

(芝2000, ４歳上混合) 8/10(日)小倉メイン

  内枠のメイショウヨシムネ(松永昌)とトウカイタローのハナを叩いて、逃げ
宣言していた大外枠のエイシンサンサンが注文通りハナへ。メイショウヨシムネは
後方に沈み、２番手に控えたトウカイタローが手応えをなくす中、後方一気で
２着という最近の競馬と違って好位につけた１番人気ゲイリーイーグルが、抑え
切れない手応えで掛かり気味に進出し、４角先頭から楽勝。勝馬をマークしていた
シンカイウンとイブキニュースター(高橋亮)が熾烈な２着争いを繰り広げたが、
結局鼻差でイブキニュースターが２着に来て、馬連2560円。４着は格下の伏兵
シーフリージア(秋山)で、エイシンサンサンは５着、イナズマタカオーは６着。
８着惨敗のトウカイタローは、負けすぎなので故障が心配。

クラスターＣ (G3)

(ダート1200, ４歳上混合) 8/11(月)盛岡メイン

  トシヴォイスが、頭・鼻・首差の４頭激戦を制して重賞初制覇。２着はフジノ
マッケンオー、３着はユーコーマイケル、４着はシェイクハンド。５着もチアズ
サイレンスで、中央勢が掲示板独占。

ダリア賞

(芝1200, ３歳混合) 8/16(土)新潟9R

  逃げ粘るタヤスアゲインを、公営高崎から参戦の伏兵タマルファイター(斉藤
誠)が猛追して１着同着に持ち込んで、新潟３歳Ｓ(G3)出走権獲得。単勝1260円、
100円、馬連2510円。

フェニックス賞

(芝1200, ３歳混合) 8/16(土)小倉9R

  出遅れたメイショウアヤメが二の脚をきかせてハナを奪い、そのまま後続を
ちぎってレコードで逃げ切り。伏兵エイシンオンワード(金折)が２着に飛び込み、
馬連6000円。

クローバー賞

(芝1500, ３歳混合) 8/17(日)札幌準メイン

  ４角先頭から粘り込みを図るアイアムザプリンスを、内からスルスルと伸びた
シャインポイントが差し切り。馬連2780円。

札幌記念 (G2)

(芝2000, ４歳上混合) 8/17(日)札幌メイン

  ウインドフィールズ(佐藤哲)が好発メジロスズマル(田面木)のハナを叩いて
ハイペース逃げ。先行アロハドリームが抜け出そうとするところを、中団から
徐々に進出したエアグルーヴがあっさり交わして完勝。後方から猛然と追い込んだ
エリモシック(的場)がアロハドリームを首差捉えて２着。ジェニュインは、やや
太目の影響か、伸びを欠いて４着。馬連1160円。

新潟日報賞

(芝1200, ４歳上混合) 8/17(日)新潟メイン

  ヤシマジャパンが２番手から抜け出して完勝。ダイワアンジェラが２着に
逃げ粘る「行った行った」で、馬連1360円。

ブリーダーズＧＣ (G2)

(ダート2300, ４歳上) 8/20(水)旭川メイン

  道営のオースミダイナー(千葉)がハナを切り、メイショウアムールとキソジ
ゴールドが３・４番手先行、その後ろにデュークグランプリ。そこから馬なりで
進出したデュークグランプリが馬なりのまま６馬身ちぎる圧勝。逃げ粘るオースミ
ダイナーを、エムアイブランが頭差捉えて２着。馬連380円の堅い決着。

新潟障害Ｓ

(芝2800, ４歳上混合) 8/23(土)新潟準メイン9R

  フライトスズカを競り潰し、他の有力馬も全部粉砕したデューカルパールが
圧勝、２着は殿り人気のカミノリファード(鈴木)で、枠連1850円。

キーンランドＣ

(芝1000, ４歳上混合) 8/24(日)札幌準メイン9R

  テンの速さでは現役最速と思われるホクトフィーバスを抑えて、好発の
マザーメリーがハナへ。しかし、ホクトフィーバスやマチカネエデン(千田)ら
数頭が競りかけてハイペース。好位待機から外を伸びたエーピーライが勝ち、
同様に外を伸びたコクトジュリアン(田中勝)が２着。札幌芝完全連対のノーブル
グラスは、馬齢より3kg重い57kgの斤量も３角で挟まれる不利も克服して、最後
伸びてきて３着。４着マザーメリー。コクトジュリアンの不調が続いていたため、
馬連は万馬券に近い9500円。

新潟記念 (G3)

(芝2000, ４歳上混合) 8/24(日)新潟メイン

  バーボンカントリーとトウホーケリー(土谷)がハナを争うハイペース。
人気を背負って早めに動いたメジロスティードは、前は一応捕まえたものの、
追い込み勢の猛襲に遭い５着。後方追走から４角で中団に進出し、末脚に賭けた
地方出身馬パルブライトが中央重賞初制覇。木幡騎手と杉浦調教師も初重賞。
２着は内を掬ったクイーンソネット(橋本広)で、馬連4650円。

小倉日経ＯＰ

(芝1200, ４歳上混合) 8/24(日)小倉準メイン9R

  公営馬シマノシンシア(真島)とイブキパーシヴ、イサミサクラの雁行から、
直線はイブキパーシヴとイサミサクラの叩き合い、結果は鼻差でイサミサクラ。
馬連500円。

コスモス賞

(芝1800, ３歳混合) 8/30(土)札幌9R

  クローバー賞で２着に逃げ粘ったアイアムザプリンスが、今回は一転して
待機策。地方馬ノーアリバティー(田中勝)の引っ張るスローペースの好位から
直線抜け出してレコード勝ち。中団から捲って４角先頭に立った伏兵カネトシ
ウイングがマイネルメッサーの大外強襲を鼻差凌いで２着して、馬連2290円。
先行策をとったニホンピロジュピタとマイネルシャンセは４角で後続勢に飲み
込まれて５着と６着。セキノダントツは惨敗。

ひまわり賞

(芝1200, ３歳九州産) 8/30(土)小倉9R

  九州産３歳ナンバー１のユメノセテコウユーがソエで回避した以上、当然の
ようにナンバー２のカノヤツヨシが人気通り圧勝。カノヤツヨシがちぎって
くれたの楽ができた地方馬タハラウィング(鮫島)が２着に粘り込んで、馬連
1890円。抑えたタハラセンショウはしまい伸びず５着。なお、翌日にも１勝した
２年目の福永騎手は、早くも見習い卒業。

道新杯

(芝1800, ４歳上混合) 8/31(日)札幌準メイン9R

  休養明けの実績馬スガノオージ(松永幹)がメジロスズマルのハナを叩いて
平均ペースの逃げ。４角でメジロスズマルが先頭に立ったところで、後方から
捲ってきていたグロリーシャルマンが一気に突き抜けて快勝。好位の内から
手応え良く出てきた断然人気のナリタプロテクターは、最後はレース中の骨折で
伸びを欠き、大外強襲の伏兵ケイエスミラー(的場)にも首差差されて３着。馬連
16050円。４角で不利受けたスカーレットメールは４着、たれたメジロスズマルは
５着。

新潟３歳Ｓ (G3)

(芝1400, ３歳混合) 8/31(日)新潟メイン

  ダリア賞では中央馬の芝レースのペースに最初はついて行けず、追い込んで
１着同着に持ち込んだタマルファイターだが、初めて目一杯に仕上げられて
イレ込み気味になり、ゲートで立ち上がって出遅れ、そこから引っ掛かって
一気にハナへ立ってハイペースの逃げ。前走同様に出遅れて殿り追走になった
クリールサイクロンが、４角で外に持ち出して大外一気に差し切り勝ち。伏兵
タヤスチェリー(安田富)やマイネエルザもタマルファイターに迫るが、タマル
ファイターがなんとか鼻差粘りきって２着。馬連820円。タマルファイターの
ハイペース逃げに潰されたスイートエスカリンは惨敗。逃げられなかったナイス
パリスや伸びなかったボールドエンペラーも掲示板外。１番人気の優勝は４年振り。

小倉３歳Ｓ (G3)

(芝1200, ３歳混合) 8/31(日)小倉メイン

  断然人気のタケイチケントウは無理に先陣争いに参加せず控えたが、馬場の
荒れた内埒沿いに押し込められ、先に抜け出したのは伏兵のテイエムオーロラ
(原田)。やっとのことで抜けてきてタケイチケントウが、テイエムオーロラとの
叩き合いを鼻差制す。常石騎手はもちろん重賞初勝利。３着ビッググランプリ、
４着ソウルマックス、５着ビクトリアスバイオ。馬連1280円。１番人気の優勝は
９年振り。