北海道スプリントＣ (G3)

(ダート1000, ４歳上) 6/12(木)札幌メイン

  ４歳馬メイショウモトナリが、逃げ粘りを図るカガヤキローマンを直線半ばで
捉え、断然人気ビッグショウリの猛追も凌いで、レコード勝ちで重賞初制覇。
枠連770円。

バーデンバーデンＣ

(芝1200, ４歳上混合) 6/15(日)福島メイン

  ホクトフィーバスのハイペース逃げを２番手で追走したシャドウクリークが
アッサリ抜け出して楽勝。２着にはホクトフィーバスが逃げ粘って、馬連2040円。
ヒシアケボノは中団追走から最後伸びるも５着。トーヨーロータスは太目残り、
エイティグローも流れに乗れずサッパリ。

鳴尾記念 (G2)

(芝2000, ４歳上国際) 6/15(日)阪神メイン

  １角手前でケリソン(福永)が落馬。なるべく空馬に邪魔されないように注意
して、好位から外目を抜け出したバブルガムフェローが力の違いを見せ付ける
楽勝。スローで逃げたトウカイタロー(村山)がダンスパートナーの猛追を凌いで
２着に粘り切り、馬連4350円。ゼネラリストとナリタキングオーは空馬にもろに
邪魔され、サクラケイザンオーは落馬現場を避けてから折り合いを欠いて惨敗。

青函Ｓ

(芝1000, ４歳上混合) 6/22(日)函館メイン

  マチカネエデンを競り潰したマザーメリーが４角先頭から逃げ粘りを図るが、
好位の内につけたソロシンガーが凄い伸びでレコード勝ち。マザーメリーも
従来のレコードを更新したが、0.1秒差２着。枠連1230円。３着キングアドマイヤ、
1000はやや短かかったシェイクハンドとコクトジュリアンは４・５着。

吾妻小富士ＯＰ

(芝1800, ４歳上混合) 6/22(日)福島メイン

  公営代表レイカランマン(加藤和)がスローで引っ張り、直線勝負に。中団から
うまく馬群を捌いたヤシマソブリンがアッサリ抜け出し押し切り勝ち。後方から
猛然と突っ込んできたゲイリーイーグルが２着で、馬連1390円。３着には鉄砲で
人気薄になっていたエスプレッソトニー(中舘)が飛び込んで複穴。マジックキスは
前が詰まって脚を余した５着。プレストシンボリはサッパリ。

マーメイドＳ (G3)

(芝2000, ４歳上混合牝) 6/22(日)阪神メイン

  稍重の芝コースをエイシンサンサンが逃げ、ファッションショー(村本)と
ナイトクルーズ(和田)が２・３番手。ファッションショーが４角で先頭も、
好位からシングライクトークが抜け出し、休み明けで反応がやや鈍っていた
エアグルーヴがそれを追い掛けて、直線では人気２頭の一騎打ちの形になったが、
最後はエアグルーヴが地力の差を見せ付ける楽勝。ちぎられた３着には格下の
カモンマイハウス(小島)が飛び込み、複勝890円の複穴。馬連400円。

その他の主な結果
  ・牧原由貴子騎手、大出遅れから圧勝
      日曜函館最終レースで、牧原騎乗のレイズスズランが大出遅れで９馬身の
    不利。そこから追い上げて４角先頭から直線でちぎる物凄い勝ちっぷり。

帝王賞 (G1)

(ダート2000, ５歳上混合) 6/24(火)大井メイン

  逃げ馬不在で、人気を背負ったバトルラインが押し出されるようにハナへ。
追い込み一辺倒の脚質で、交流重賞では展開に恵まれた東京大賞典でキョウト
シチーの２着に来たのが最高着順だったコンサートボーイが、主戦内田博の
騎乗停止とナイキジャガーの骨折リタイアで的場文に手替りして、珍しく好位
追走。アブクマポーロと共にラスト 1/3 ハロンでバトルラインを交わし、最後
アブクマポーロにも競り勝って、統一 G1 最初の覇者に。馬連複1650円、馬連単
4570円。

佐賀記念 (G3)

(ダート2000, ４歳上混合) 6/29(日)佐賀メイン

  中央のグリーンサンダー(幸)が逃げ切り、人馬共に重賞初制覇。２着も中央の
アドマイヤコール(上村)。

函館記念 (G3)

(芝2000, ４歳上混合) 6/29(日)函館メイン

  ファンドリリヴリア(内田)のハナを叩いたメジロファラオ(池田)がハイ
ペース逃げ。エスジーフラット(横山賀)が好位から早めに動いて３角から
先頭に立ったが、アロハドリームが直線でアッサリ交わして楽勝。２着は、
勝馬の直後につけて内の経済コースを追い上げたグロリーシャルマン(四位)、
３着は更にその後を追うように進出したパルブライト(木幡)。中間一頓挫
あったフェアダンスは捲り切れず惨敗。不器用で、小回りコースの良馬場は
向かなかったグルメフロンティアも惨敗。重賞初挑戦のステッペンウルフは
４着に健闘。グロリーシャルマンが人気薄だったので、馬連18270円の万馬券。

ラジオたんぱ賞 (G3)

(芝1800, ４歳混合) 6/29(日)福島メイン

  ヒコーキグモがハナを切ったが、もの見して集中できず失速。ハナを切れ
なかったパームシャドウも、デキ落ちのシルクライトニングもサッパリで、
直線では外を伸びたエアガッツと内を伸びたパルスビートの叩き合い。エア
ガッツが首差競り勝って、人馬共に重賞初制覇。馬連は2380円。大外を伸びて
きた１勝馬サクラギャラント(西田)が３着に飛び込み、複勝940円の複穴。

灘Ｓ

(ダート1800, ４歳上混合) 6/29(日)阪神準メイン9R

  サンエムキング(小池)が離し逃げしたが、断然人気エムアイブランが中位
追走から楽に進出してレコード圧勝。ちぎられた２着は最後必至で伸びてきた
スターセレッソ。馬連900円。３着グレイトチャーマー。

名古屋優駿(東海ダービー) (G3)

(ダート1900, ４歳) 7/ 2(水)名古屋メイン

  中央の芝 G1 挑戦ではトライアルで弾き返されたシンプウライデンだが、
名古屋のダートなら話が別で、断然の人気に応える逃げ切り楽勝。ちぎられた
２着はトウカンイーグル、更にちぎられた３着はダイゴアルタスと、人気通りの
決着。シンプウライデンはこの後は旭川グランシャリオＣ(G3)へ向かう予定とか。

七夕賞 (G3)

(芝2000, ４歳上混合) 7/ 5(土)福島メイン

  人気を背負ったトウカイタローがスローの逃げ、２番手サクラケイザンオーで
流れが落ち着いていたが、インタークレバーが４角で早めにスパート。前２頭が
苦しくなったところで、好位のインにいたマイネルブリッジが格の違いを見せて
アッサリ差し切り。２着はハンデに恵まれた重賞馬クラウンシチー(柴田善)で、
馬連6850円。３着インタークレバー、４着トウカイタロー。サクラケイザンオーは
ブービー負け。

菩提樹Ｓ

(芝1400, ４歳混合) 7/ 6(日)阪神準メイン9R

  外枠からハナを奪ったテンザンストーム(河内)が逃げ切り勝ち。好位から
グイグイ伸びたタイキシャトルは首差届かず２着。大外を飛んできたトーヨー
レインボーは更に首差遅れた３着。馬連1360円。

宝塚記念 (G1)

(芝2200, ４歳上国際) 7/ 6(日)阪神メイン

  ハイペースで逃げたシーズグレイス(村本)が早めにばててしまい、２番手の
タイキブリザードが早め先頭。これをマークしていたバブルガムフェローが
直線半ばで並びかけ、後方待機から中団まで追い上げていたマーベラスサンデーと
ダンスパートナー(河内)が追撃。G1 級４頭の追い比べを制したマーベラス
サンデーがついに G1 初制覇。馬体細化で不安視されたバブルガムフェローが
底力で２着。タイキブリザードを鼻差だけ差したダンスパートナーが３着。
馬連440円。

その他の主な結果
  ・サクランボＳはマチカネフクキタルが圧勝
  ・評判の３歳馬マイネルラヴ、馬なり圧勝デビュー
      新馬 → 函館３歳Ｓ(G3) → 札幌３歳Ｓ(G3) → 休養 → 一叩き →
    朝日杯３歳Ｓ(G1) と勝って海外遠征というラフィアンの青写真通りにことが
    運ぶか？
  ・ダイナマイトダディの妹キュリオスレディー、デビュー２連勝で秋華賞戦線へ