(芝2200, 4歳上900万下) 11/30(土)阪神9R
ワールドスーパージョッキーズシリーズ (以下、WSJS) 第1弾。1500万下で マーベラスサンデーの小差2着など実績断然のニシノダイオー(マーカ)が1番人気、 天才デットーリを引き当てて善戦マン脱却を図るダンツサイレンス(デット)が差の ない2番人気、初芝になるが全成績が3戦2勝2着1回という昇り馬メジロランバダ (ベイリ)が3番人気。ニシノダイオーが逃げ込みを図ったが、末が甘くなったとこを 2・3番人気に差されて3着。人気サイドの決着の割には、馬連は意外に好配当の 1590円。勝ったメジロランバダは思ったより大器かも。なお、チェンジ(武)は出走 取り消し。
(芝2000, 3歳500万下) 11/30(土)中山準メイン
昨年の勝馬はタイキフォーチュン、2着は亡きマキノプリンテンダー。他には ウイニングチケットやサイレントハピネスらを出している500万特別で、4歳G1 戦線に絡んでくる出走馬が多い。今年の1番人気はグリーンスターボウ(田中勝)、 差のない2番人気がスーパーナカヤマ(的場)。以下、トーヨーコロニー(加藤)、 ビゼンスバル(岡部)、マイアミミラクル(蛯名正)らが上位人気。人気薄のリック ザブーツ(柴田善)が意表を衝いて逃げ、グリーンスターボウの猛追を凌ぎきって、 馬連6840円。
(芝1400, 3歳500万下) 11/30(土)阪神準メイン
昨年の勝馬はトーヨーロータス。他にはダイタクヘリオス、ビコーペガサス、 ライブリマウントらを出している500万特別。今年の1番人気はダイタクヘリオスの 仔ダイタクヤマト(藤田)、あまり差がない上位人気が、マコトライデン(南井)、 ニシノテンモン(小池)、グリーンプラン(横山典)。3・4頭雁行のハイペースに なったが、ダイタクヤマトがあっさり逃げきって楽勝、2番手のマコトライデンが 2着で、結果は行った行った。人気薄のシルクマスタング(ビード)が3着に大健闘。 ニシノフワラーの妹で、阪神3牝Sを回避して勝ちに来た筈のニシノテンモンは、 雁行状態から直線で完全にバテて殿り負け。
(芝1200, 4歳上1500万下) 11/30(土)中山メイン
ハンデ戦とあって人気が割れていたが、一応の上位人気は、サツキムスメ(小島)、 マザーメリー(田中勝)、ゲイリーゴールド(マシュ)、モリチヅル(加藤)、アイアム ザウィナー(横山賀)、アンバーユー(柴田善)。ダイワアラモ(牧原)を競り落とした マザーメリーが逃げ切るかと思われたが、好位からフーイナム(岡部)とアイアム ザウィナーが計ったように差し切って、馬連8110円。
(芝1400, 4歳上1500万下) 11/30(土)阪神メイン
WSJS第2弾。実績断然のキングアドマイヤ(藤田)を押えて、デビュー戦で ヒシナタリーを下した4歳馬のロイヤルスズカ(武)が1番人気。キングアドマイヤが 差のない2番人気で、札幌3歳S2着のキッスパシオン(ナカタ)とニシノフラワーの 妹ニシノファイナル(石崎)の4歳2頭が、それに続く上位人気。ロングリリーフ (デット)にモアコスモス(アラン)が絡んでハイペース。ロングリリーフは行くだけ 行って直線でばったり。好位から直線で早めに抜け出したロイヤルスズカが楽勝、 武は今年150勝目。2着は地力でキングアドマイヤで、馬連420円の低配当。
(芝1600, 4歳上900万下) 12/1(日)阪神8R
WSJS第3弾。昨年の2着馬トロナラッキー(デット)でなく、好調馬シネマ スコープ(ナカタ)が1番人気。差のない2番人気がトロナラッキー、以下、ダンツ ウィング(アラン)、キャロルウインド(ペリエ)、カミノクレモナ(ビード)、マルブツ ヘクター(石崎)らが上位人気。絡んでくるダービーラブリネス(武)を振り切って、 トロナラッキーがハイペースでも粘り込みを図ったが、好位からシネマスコープが 差し切ってゴール。結局は1・2番人気の結末で、馬連850円。
(芝2000, 4歳上1500万) 12/1(日)阪神準メイン
WSJS第4弾。このレースの前の時点で、WSJSのポイントでは1位が デットーリの31点、2位が藤田の30点。数字上は全員に優勝の可能性があったが、 とにかく勝ちさえすれば (同点になるかもしれないけど) 優勝できるのは5位 ベイリーの26点まで。1番人気は、8月の1位入線降着(福永騎乗停止)がなければ 菊花賞に出ていただろうクリスタルドン(藤田)。それに続いて、展開に恵まれて 同じ準オープンを逃げ切ったばかりのシンコウバーブ(デット)、昨年のGブーツTの 勝馬スターレセプション(横山典)、エ女王杯惨敗から自己条件に戻ったケイエス ミラー(石崎)、菊花賞惨敗から適距離の自己条件に戻ったダイワセキト(ナカタ)らが 上位人気。人気薄のエスジーフラット(ベイリ)が意表を衝いて逃げ、クリスタル ドンの猛追を凌ぎきって、馬連5330円。ベイリーは逆転優勝。シンコウバーブは 道中でエスジーフラットに絡んだが、振り切られてブービー負け。3着には、これも 人気薄のアドマイヤコール(武)が突っ込んで、3着の複勝は1220円。
(芝1800, 4歳上オープン) 12/1(日)中山メイン
何が起るかわからない牝馬限定のハンデ戦。7番人気ラブリイパートナー(菊沢徳) までが単勝オッズ1桁になるほど、人気が散っていた。2番人気マジックキス(的場) の大逃げを、離れて追走した1番人気クロカミ(岡部)が直線で捉えて楽勝。3番手 以下は大きく離れていたため、1・2番人気の行った行った。馬連1170円。昨年の 勝ち馬スプリングバーベナ(マシュ)は、太目残りの上展開不向きで8着惨敗。
(芝1600, 3歳オープン) 12/1(日)阪神メイン
最内枠で揉まれたのがこたえたのか、阪神の低速馬場が合わなかったのか、距離 延長が向かなかったのか、1本被りのシーキングザパール(武)が早々に手応えが なくなり、2番人気メジロドーベル(吉田)と3番人気シーズプリンセス(四位)で 決着。馬連1550円。3年目の吉田豊は重賞初勝利。 その他の主な結果 ・カゼノオー、デビュー戦は2着 ・田中勝、人馬とも全然故障してないのに競争中止 土曜の南総特別のゴールデンガイ。隣の馬の鞭に怯んで歩様が乱れたのを 故障発生と勘違いしたらしい。故障してないのに故障発生と勘違いしたのは、 田中勝は2度目か (もっとある?)。ちなみに、勝ったのは、太目残りの前走 より12Kg馬体増だったルグリエール(岡部)。 ・ハヤヒデ・ブライアン兄弟の妹ビワビーナス、デビュー戦は惨敗。 大器オースミサンデーも同じレースで惨敗。 ・シルクの3歳馬、中山に続々登場 未勝利戦にシルクライジン、新馬戦にシルキーカイザー、シルクジュエリー、 シルクフェアレディ。今回は4頭とも惨敗。
(ダート, 4歳上オープン) 12/4(水)浦和メイン
断然人気のホクトベガ(横山典)が史上2頭目の南関東全4場重賞制覇達成。但し、 いつものように早めの捲りを見せて先頭に立ったものの、今回は直線で突き放せず、 2着キョウトシチー(松永幹)に3/4馬身差まで詰め寄られる小差勝ち。芝のエリザベス 女王杯での4着激走 (上がり33秒台) の疲れが出て調子落ちのもよう。2着馬から 4馬身遅れた3着はアドマイヤボサツ(芹沢)で、中央勢3頭で上位独占。4着アマゾン オペラ(船橋, 石崎)、5着プレザント(岩手県, 菅原)、6着マーベラスクラウン(船橋, 桑島)。単勝110円、馬連380円。
(芝1200, 3歳500万下) 12/7(土)中山9R
昨年の勝馬はダイワアラモ。朝日杯に出ても上位人気確実だったヤシマジャパン (岡部)が朝日杯除外でこちらに回ってきて、単勝130円の1本被り。今回は前回より 多少ましなスタートだったが、やはり1馬身の出遅れ。そこから追い上げて2番手に 取り付いたが、そこまでに脚を使ってしまったからか、逃げた人気薄のビクター トウショウ(的場)を捕まえることができず、最後は後ろからきたマイネルジェイソン (吉田)にも差されて3着完敗。馬連は万馬券。
(芝1200, 3歳500万下) 12/7(土)中京準メイン
昨年の勝馬はスギノハヤカゼ。人気のエイシンブライドル(小池)とゴールデン チェリー(石橋)が沈み、3番人気セフティオーシャン(金折)があっさり楽勝。2着は やや人気薄のワカサウルフ(芹沢)で、馬連3千円台の中穴。
(芝2000, 3歳500万下) 12/7(土)阪神8R
昨年の勝馬はメイショウヤエガキ。断然人気のプレミアムサンダー(武)を初めと して、3番人気までが5着以下に沈み、4番人気タヤススリーセブン(松永幹)が楽に 逃げ切り。2着に人気薄のウインディポイント(藤田)が飛込んで、馬連万馬券。
(芝3600, 4歳上オープン) 12/7(土)中山メイン
カシオペアSとAR共和国杯を叩いたトウカイパレス(佐藤哲)が、ハンデ頭でも 断然人気。他の上位人気馬は、ファッションショー(加藤)を捨てて名手岡部が選んだ 昇り馬アドマイヤラピス(岡部)、AR共和国杯でトウカイパレスと接戦したシグナス ヒーロー(蛯名正)。人気薄の軽ハンデ馬2頭、カシノエタニティ(吉田)とサージュ ウェルズ(和田)が3番手以下を引き離して大逃げ。直線で後続が差してきたが、 トウカイパレスはハンデと荒れ馬場がこたえて4着止り、アドマイヤラピスは後方で 数頭交わしただけ、好位から内を衝いたシグナスヒーローが漸く2着。勝ったのは 2番手から抜け出したサージュウェルズで、新人和田は同期福永より先に重賞初制覇。 ハナのカシノエタニティも粘って3着。馬連7080円。
(芝2500, 4歳上オープン) 12/7(土)阪神メイン
ミナモトマリノス(南井)、ロングカイウン(角田)、ローゼンカバリー(柴田善)、 マルカダイシス(熊沢)と、4番人気までが4歳馬。トウカイタロー(村山)が注文通り ハナを切ったが、太目残り and/or 距離不適で直線失速して殿り負け。トップハンデで 人気を落していた実力馬ハギノリアルキング(武)が抜け出し、オースミベスト(河内) らが続いたが、マルカダイシスが大外をまとめて差し切って重賞初制覇。馬連7800円。
(芝1800, 4歳上オープン) 12/8(日)シャティン
去年の勝馬はフジヤマケンザン。本命視されていたBCマイル馬ダホスら米国馬 2頭がドーピングで出走取り消し。勝ったのはサセックスS馬ファーストアイランド (英, ヒルズ)、2着シーズケイ(豪, オリヴァー)。シーズグレイス(福永)は9着に 順当負け。
(芝1400, 4歳上オープン) 12/8(日)シャティン
人気のスプリントC馬イクタマル(英)が脚部不安で出走取り消し。昨年5着に続く 挑戦のドージマムテキ(村本)が直線で一旦は抜け出したが、モノポライズ(豪, ビード マン)に最後差されて鼻差2着。
(芝2400, 4歳上オープン) 12/8(日)シャティン
日本馬が出ていないので結果の報道がなく、さっぱり不明。
(芝1600, 4歳上1500万下) 12/8(日)中山9R
クラウンシチーやタイキマーシャルらを相手に準オープン2着が続いているグルメ フロンティア(加藤)が1番人気。レベルの高い関西で準オープンを勝ったばかりの ランフォーローズ(武)が差のない2番人気。この他、夏にタイキマーシャルに勝った エアジャスティス(横山典)、昇り馬タイキフラッシュ(柴田善)、名手岡部が選んだ ラヴッスマン(岡部)らが上位人気。逃げたマイネルタクト(蛯名正)を、直線で番手の ランフォーローズが交わし、好位から伸びたグルメフロンティアがまとめて差し切り、 3着には人気薄のベルエポック(宗像)が突っ込んで、3着の複勝配当が馬連の倍以上 という結果に。馬連は890円。
(ダート1200, 4歳上オープン) 12/8(日)中山準メイン
盛岡ダービーグランプリでイシノサンデーの2着だったユーコーマイケル(水野)が 得意距離に戻って1番人気。人気は少し割れていて、西の昇り馬ホーマンランドオー (岡部)、去年の根岸S馬ヤングエブロス(武)、得意距離に戻るグレイトチャーマー (横山典)、重賞2勝馬トーワウィナー(角田)までが単勝オッズ1桁。マルタカトウコウ (田面木)、ヤングエブロス、サンエムキング(小池)が雁行するハイペースで、久々の マルタカトウコウが直線で脱落、直線でグレイトチャーマーとホーマンランドオーが 中団から伸びてきて、頭差、首差、頭差で、1着サンエムキング、2着グレイト チャーマー、3着ヤングエブロス、4着ホーマンランドオー。出遅れたユーコー マイケルは見せ場なし。サンエムキングが人気薄だったため、馬連2万馬券。
(ダート1400, 4歳上1500万下) 12/8(日)阪神準メイン
1番人気トシヴォイス(松本)らが沈み、5番人気シャドウクリーク(橋本広)と 4番人気ターボインパルス(幸)で決まって、馬連3千円の中穴。
(芝1600, 3歳オープン) 12/8(日)中山メイン
ご存知の通り。反則すれすれの疑惑の1着マイネルマックス(佐藤哲)。初芝で 逃げ粘った2着オープニングテーマ(小池)、マイネルマックスの強引な競馬で受けた 不利を盛り返して最後に鋭く伸びてきた3着エアガッツ(横山典)と4着ランニング ゲイル(武)。その不利を盛り返せずブービー負けした1番人気クリスザブレイヴ (吉田)。オープニングテーマに競り落とされて殿り負けのアサカホマレ(角田)。太目 残りで見せ場がなかったセイリューオー(横山賀)。スタートでの出遅れからよく盛り 返したが6着止まりだったスターマイサドル(柴田善)。明日につながる競馬をしたのは エアガッツとランニングゲイル。オープニングテーマが人気薄で、馬連は6330円。
(芝2000, 4歳上オープン) 12/8(日)中京メイン
オープン5勝のプレイリークイーン(菊沢徳)、秋華賞好走のマークリマニッシュ (岸)、軽ハンデの昇り馬ボストンエンペラー(安田康)、56Kgという軽目のハンデ頭 であるウィンドフィールズ(東)らが上位人気。ハナに行きたいマークリマニッシュは、 格下軽ハンデのエゴイスト(飯田)にハナを叩かれたが、よく辛抱してこれを競り潰し、 3角ではハナへ。徐々に進出してきてマークリマニッシュの後ろに付けたボストン エンペラーが直線でマークリマニッシュを交わして勝ったかと思われたが、中団から 内を衝いて中京の鬼ファンドリショウリ(宝来)がまとめて差し切り、馬連5530円。
(芝1600, 4歳上オープン) 12/8(日)阪神メイン
断然人気タイキマーシャル(橋本広)がスタートで後手を踏んで惨敗、デビュー以来 初めての連外し。セイントリファール(藤田)、ノースサンデー(四位)、エイシン コンカード(石橋)ら人気4歳も沈み、G1馬ヤマニンパラダイス(熊沢)が復活V。 2着は7番人気マイティーフォース(松永幹)で、馬連約2万馬券。 その他の主な結果 ・フサイチフレッド、デビュー戦楽勝 ヤシマジャパンとともに松山厩舎マル外3歳の2枚看板になると評判の馬。 ・シルクギャラリー、また2着 渡部から星野への鞍上強化で勝負気配だったが、スタート直後に不利。また、 勝った馬も強かった。 ・田中勝、またしても誤認による競走中止 岡部師匠の馬優先主義に傾倒しているかららしいが、馬に異常がないのに 異常ありと誤認して走るのをやめさせることが、今回が4度目。とうとう騎乗 停止処分 (12/14〜1/12) に。
(芝4100, 4歳上オープン) 14(土)中山9R
JRAの障害レース中、最高の格と賞金額のレース。中山大障害(春)を勝った ポレール(星野)が断然1番人気。3連勝中のマイネルトレドール(三浦)、京都 大障害(秋)の覇者のザスクープ(林)も上位人気で、落馬とかがなければ、3頭で 決まりというムード。うっちーの師匠は、「ザスクープは斜めに跳んで跳び方が 危なっかしいから、大きな障害を跳ぶときに落馬する。」と予言したが、その 予言通り、ハナを切っていたザスクープが大竹柵で落馬。2番手から先頭に押し 出されたポレールに、ザスクープと2周目に落馬したもう1頭と、空馬2頭が 絡んで、ちょっと危なっかしかったが、ポレールは空馬をうまく捌いて楽に逃げ 切り。大差ちぎられた2着がマイネルトレドールで、結果は人気通り。少頭数の ため枠連のみで、枠連270円。
(ダート1400, 3歳オープン) 14(土)阪神9R
1番人気マコトライデン(南井)が3頭雁行の2番手から力任せに押し切り、 同じ位置から伏兵ユウキキングスター(原田)も2着に粘って、中穴の結末。
(芝2500, 4歳上1500万下) 14(土)中山準メイン
関西の昇り馬ビッグシンボル(蛯名正)が1番人気だが、ハンデ戦のため人気が 割れていて、距離適性期待でメジロシンドウ(的場)、実績でステージプリマ(坂本)、 軽ハンデと鞍上強化期待でサキノサラスト(岡部, 田中勝→岡部)らも、あまり差の ない上位人気。逃げ小僧に乗り替った関西馬エイシンサンサン(中舘)がハナを切る ゆったりとした流れ。好位に付けていたビッグシンボルが直線先頭で楽勝。2着には エイシンサンサンが粘りきって、馬連2350円。
(芝2000, 4歳上オープン) 14(土)中山メイン
昨秋の昇り馬対決でベストタイアップに屈した (マルシゲギャロップにも先着を 許して、3着) 以外は休み休みだが全て勝っている“遅れてきた”サンデー産駒の キングオブダイヤ(柴田善)が1番人気。まるでハンデ戦のように、漸く良くなって 来たオフサイドトラップ(安田富)、菊で好走したマウンテンストーン(高橋明)、 イシノサンデーの兄で昇り馬のアリダースルー(岡部)、このレースに昨年勝った マイネルブリッジ(坂本)、良化途上でも実績を買われたヤシマソブリン(坂井)まで、 計6頭が単勝オッズ10倍以下の大混戦。ハナを切ったミラクルドラゴンズ(伊藤直)に、 引っ掛かったアリダースルーが絡んだが、流れはスローペース。好位に付けていた オフサイドトラップが抜け出したが、キングオブダイヤがゴール前余裕で差し切り。 マイネルブリッジも差を詰めてきたが、斤量59Kgがこたえたのか3着まで。結局、 1番人気の決着で、馬連770円。パドックでのうっちーの師匠の評価では、「キング オブダイヤが抜けている。重賞を取りそう。オフサイドトラップは馬体は良いが 動きがバラバラ。マイネルブリッジの方が良さそう。」
(ダート2300, 4歳上オープン) 14(土)中京メイン
前走でオープン特別を勝っているメジロモネ(武)とグリーンサンダー(幸)が 1・2番人気。一叩きしたタイキシャーロック(横山典)が3番人気。休み明けの 実力馬バトルラインを前走で下してオープン入りしたイワテニシキ(菅谷)が4番 人気。逃げてなんぼのイワテニシキが仕掛けてハナに立ったが、2角でペースを 落そうとしたところでグリーンサンダーら後続にどっと来られて沈没。グリーン サンダーもデュークグランプリ(菊沢徳)に競り負け、デゥークグランプリが抜け 出したところを、昇り馬トーヨーシアトル(松永昌)が差し切り。馬連は4570円。 グリーンサンダーは3着、タイキシャーロックは反応が鈍く4着、メジロモネは 小回りが合わず5着。
(芝1600, 4歳上1500万下) 14(土)阪神メイン
昇り馬のゲイリーイーグル(ブータ)が断然1番人気。2番人気以下はちょっと 離れていたが、ハンデ戦とあって、ゲイリーゴールド(南井)、カットスルー(熊沢)、 イブキサイレンス(四位)までが単勝オッズ10倍以下。ゲイリーゴールドが平均ペース で引っ張ったが、しまい甘くなって後退。好位に付けていたゲイリーイーグルが 楽に差し切り。伏兵エーピーゴールド(河内)が大外を飛んできて2着に飛び込んで、 馬連2390円の中穴。この日初勝利を挙げたブータン騎手は、一気に3勝。
(芝1600, 3歳500万下) 15(日)中山7R
スピードワールド(的場)とファンネルマーク(横山典)の2頭が人気を被って、 3番人気以下は全部伏兵というムード。人気馬2頭を含む4頭が大きく出遅れ、 ダッシュゴージャス(岡部)が押してハナへ。スピードワールドは中団まで追い 上げて直線で余裕の差し切りを見せたが、ファンネルマークは気性難を見せて 後方儘。2着にはダッシュゴージャスが粘りきって、馬連1500円。
(芝, 3歳オープン) 15(日)中京9R
スピードワールド組のペイストリーシェフ(小野)が楽勝。2着はスプリング ダイアナ(土肥)。断然人気のフサイチキャプテン(藤田)はキャリア不足がもろに 出て惨敗。
(ダート1800, 4歳上1500万下) 15(日)中山準メイン
斜行降着がなければ重賞馬になっていた (更に、イシノサンデーらを蹴散らして 4歳ダート三冠を取っていただろう) バトルライン(横山典)が断然人気。その人気 通り、地方遠征した時のホクトベガのように力の差を見せ付けて、3角でまくって ちぎる一方。1頭だけ別の競馬をしたバトルラインに、逃げ・先行組は全て潰され、 2着は好位から伸びた5番人気ヒロストラート(大塚)。馬連は960円。
(芝2500, 4歳上1500万下) 15(日)阪神準メイン
断然人気の昇り馬メジロランバダ(武)が、好位抜け出しで楽勝。伏兵ハイトランプ (河内)が大外強襲で2着に飛び込んで、中穴の結末。
(芝1200, 4歳上オープン) 15(日)中山メイン
ご存じの通り。ヒシアケボノ(角田)は絞れていたが、出遅れてアウト。ビコー ペガサス(的場)は内のいいところに付けていたが、直前を走っていたニホンピロ スタディ(小林徹)故障の煽りをもろに受けて競馬にならず。ハナを切ったエイシン ワシントン(熊沢)と2番手のフラワーパーク(田原)が3番手以下を引き離して 競り合い、エイシンワシントンが驚異的な粘りを見せたが、1cm差という歴史的 僅差でフラワーパークがスプリントG1連覇。馬連は750円。
(芝1600, 4歳上オープン) 15(日)阪神メイン
ヒシナタリー(河内)でなく、距離適性を買われたショウリノメガミ(武)が1番 人気。その他の上位人気は、エイシンバーリン(南井)とシャイニンレーサー(松永 幹)。ダービーキングダム(ブータ)がハナを切り、シェイクハンド(芹沢)とエイシン バーリンが続いたが、4角でダービーキングダムが失速、エイシンバーリンも直線 バッタリ。シェイクハンドはやや粘ったが、後ろの馬がどっと押し寄せて、やはり ヒシナタリーが直線一気で差し切り、行ききれず差しに回ったのが幸いしたマジック キス(千田)が2着。ショウリノメガミはあまり伸びず3着。馬連は丁度3000円。 その他の主な結果 ・マウンティバンク、また2着 ・シルクライトニング、人気でこける
(芝1600, 4歳上オープン) 21(土)中山準メイン
昨年は、スプリンターズSを除外されたシンコウキングが楽勝。今年の1番 人気はタイキマーシャル(岡部)、2番人気は骨折休養から復帰してきたダンディ コマンド(的場)、3番人気ケントニーオー(嶋田)、4番人気クラウンシチー (菊沢徳)。ミラクルドラゴンズ(伊藤直)がスローで逃げたが、ダンディコマンドが 2番手追走から4角先頭、好位からタイキマーシャルとグロリーシャルマン(大塚) が伸びてきて、ゴール前3頭の大接戦。勝馬タイキマーシャル、鼻差2着ダンディ コマンド、頭差3着グロリーシャルマン。馬連は1番人気の860円。
(芝1200, 4歳上オープン) 21(土)阪神準メイン
断然人気のイブキパーシヴ(武)はじめ、ビコーアルファー(芹沢)、フーイナム (福永)、トーワウィナー(河内)ら人気馬が全滅し、人気薄軽量のニシノファイナル (菊沢仁)とチアズサイレンス(塩村)で決まって2万馬券。
(芝1200, 3歳オープン) 21(土)中山メイン
阪神3牝S出走馬はおらず、重賞経験馬もベンザイテン(蛯沢)1頭だけ、2勝馬は ビクタートウショウ(柴田善)だけで他は全て1勝馬という低レベルのメンバー構成。 抜けた1番人気はヒシアマゾンの妹ヒシナイル(的場)、少し離れて、プロモーション (岡部)、ビクタートウショウ、ゴールデンページ(中舘)らが上位人気。先行2頭が 競り合うハイペースの3番手から直線先頭に立ったビクタートウショウを、好位から ヒシナイルがあっさり抜き去って楽勝。ビクタートウショウが楽に2着を確保して、 馬連730円。ユニオンドーター(小野)は9着。
(芝2000, 3歳オープン) 21(土)阪神メイン
昨年はサンデーサイレンス産駒3頭の1・2・3、今年はサンデー産駒の出走は0。 テイエムトップダン(和田)、メジロブライト(松永幹)、ブレーブテンダー(武)の 3頭が人気を分け、すこし離れた上位人気がタヤススリーセブン(松永昌)とナイト シーカー(藤田)。逃げバテたタヤススリーセブンに、後続がどっと襲い掛かって、 結局は人気3頭の1・2・3。決め手の差が着順を決め、1着メジロブライト、 2着ブレーブテンダー、3着テイエムトップダン。馬連1000円丁度。
(芝2000, 3歳オープン) 22(日)中山6R
朝日杯で不利がありながら3着に飛び込んだ末脚を買われてエアガッツ(横山典)が 1番人気、差のない2番人気が素質馬グリーンスターボウ(蛯名正)、少し離れた3番 人気がスーパーナカヤマ(的場)。逃げたスーパーナカヤマを内からエアガッツが差し 切り、外から伏兵トキオエクセレント(吉田)が2着に飛び込んで、馬連1530円。 グリーンスターボウはスタートで後手を踏んで見せ場なし。
(芝1600, 3歳500万下) 22(日)阪神
昨年は、勝馬ユノペンタゴン、2着メイショウジェニエ。今年は1番人気ホッコー ビューティ(福永)が勝ち、4番人気オースミジェット(佐藤哲)が2着で、堅めの結果。 ホッコービューティと人気を分けたキョウエイマーチ(橋本美)は3着。
(芝2200, 4歳上1500万下) 22(日)中山準メイン
昨年は、勝馬タニノオンパレード、2着ツジノライフ。アロハドリーム(加藤)と ルグリエール(岡部)の2頭が人気を分け、少し離れてダイワセキト(武)とスプリング ウェイ(蛯名正)も上位人気。スローで逃げたスプリングウェイを、ダイワセキトと アロハドリームが内と外から交わして、枠連750円。ルグリエールはさっぱり。
(ダート1800, 4歳上1500万下) 22(日)阪神準メイン
昨年の勝馬はマーヘー君ことマックスウインザー。今年は豪脚を飛ばして大外 一気にスターセレッソ(久保田)、2着は昇り馬グリーンスワード(佐藤哲)。人気の クリスタルドン(福永)はバテてバッタリ、シンコウバーブ(橋本広)は逃げバテ、 ギガトン(村本)はジリで届かず。
(芝2500, 4歳上オープン) 22(日)中山メイン
ご存知の通り。サクラローレルの完勝。
(芝2000, 4歳上オープン) 22(日)阪神メイン
得意の2000mに戻った1番人気セイントリファール(河北)が快勝。2着は逃げ 粘ったファンドリリヴリア(村本)。ゼネラリスト(石橋)は3着、プレイリー クイーン(ブータ)は12着。 その他の主な結果 ・シルクフローレンスが2勝め。 ・オースミサンデー(父サンデーサイレンス, 母ロジータ)、新馬勝ち。
(ダート2800, 4歳上オープン) 12/29(日)大井メイン
JRA所属馬が走る去年最後の重賞であり、国内ダート競走中で最高賞金の レースである交流重賞。女王ホクトベガ1頭に席巻され、ホクトベガが出ると 他の有力馬の回避が相次いだ交流重賞の締め括りだが、ホクトベガ不出走 (距離不適のようだし、有馬記念に回ったし) とあって、中央勢はアドマイヤ ボサツ(平安S), キソジゴールド(武蔵野S), キョウトシチー(名古屋大賞典, シーサイドS), ホウエイコスモス(東海菊花賞), ハギノリアルキング(日経 新春杯)と、昨年の重賞勝馬がずらり。受けて立つ公営勢の中心は地元の雄 コンサートボーイ(大井)と、内弁慶は気になるが一昨年の公営年度代表馬の マルブツセカイオー(名古屋)。昨年の勝馬アドマイヤボサツ(芹沢)と2着馬 キソジゴールド(安田康)をおさえて、1番人気はキョウトシチー(松永幹)。 そのキョウトシチーが人気に応えて好位差しで快勝、2着は前日売り1番人気 から3番人気に落ちたコンサートボーイ。